きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

蔵王探鳥Ⅱ’20.7/3

2020年07月20日 | 蔵王・その他高山
先週も蔵王に行ったのだが、濃霧and霧雨、そして強風と最悪の気象条件で、ウソを2,3枚撮ったぐらいにして逃げ帰ってきた。という事で、本日は、3回目の蔵王だ。御釜の駐車場に着いたのは、朝6時頃だった。大体いつもこの時間帯だ。車外に出ると、やや風が強く、ガスがかかっていて御釜は見えない・・・という状況だった。ただ、今回は、イワヒバリよりウソの食事風景をねらって来たので、あまり影響はない。
いつものように、ガードレール下のタンポポをずうっと見ていくと、ウソを発見。

雄2羽と雌1羽の小群。パッと見、綿毛はすでになくなっていたが、ウソが食べているところを見ると、綿毛になる前のタンポポが少し残っていて、それをくちばしで挟み取って食べているようだった。ウソは、食べている時は全く警戒心がなく、こちらがじっとしていると、どんどん近づいてくる。今回は、それを踏まえてズームレンズを持ってきた。柵にとまった雄を見ると、胸のところが薄赤くなっている。1羽はアカウソ雄だった。



1時間ほど経った頃、風が収まり、霧もはれてきた。ウソの写真ももう十分に撮ったので、御釜の方へイワヒバリ探しに行ってみた。前回出会ったところでしばらく待ったが、今日は一向に現れる気配なし。30分ほどで岩場を後にした。


次は刈田岳駐車場へ。本日は、御田ノ神湿原に行って、高山植物を堪能・・・と思っていたが、・・・ガーン。コンデジの電池容量がなくなってしまった。御釜の所でちょっと撮っただけで空っぽに。仕方ないので、前回カッコウがとまった木をねらって、今回も近くに車をとめ、飛来するのを待った。しばらくすると、カッコウが飛んできた。今回は、飛び出すシーンをねらってみた。ずうっと木の上にとまったままで、なかなか飛び出してくれない。ズームレンズを手持ち状態で構えていると、だんだん腕が疲れてきた(軟弱なものでm^-^m)。飛びそうもないので、時々腕を下ろして、いざという時に備えた。タイミングとしては、姿勢を前かがみにしたり、フンをしたりした時は要注意だ。そんな感じで、何とか飛び出しを撮ることができた。まあ、出来は今一つだったけど・・・。


今日は、ウソの食事場面をたっぷり観察撮影することができ、満足の鳥見だった。それにしても、蔵王の天気は難しい・・・。
【出会った鳥たち】 カッコウ、モズ、ウグイス、ヒバリ、ビンズイ、ウソ、アオジ 他

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ハスとトンボ撮り’20.7/13 | トップ | オオコノハズク観察記’20.6月 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ロメオさん (NOBU)
2020-07-21 14:41:30
コメント、有難うございます。
そうなんですよ。特に近づかなくても、ウソの方から近づいてくるんですよ。ウソじゃないですよ。(笑)
冬から春先のウソも結構近いですが、食事に夢中になると、警戒心が薄くなるみたいですね。
タニウツギの実を食べるんですね。それは知りませんでした。今度時期が来たら、チェックしてみたいと思います。
返信する
こんにちは (ロメオ)
2020-07-21 13:30:35
ウソがこんなに近くに来てくれるのですか!
羽毛の筋まで繊細に写っていますね。
確かにウソはかなりの食いしん坊ですよね。
冬に六甲山で見た時、タニウツギという植物の種を食べていました。
駐車場のすぐ横の植え込みで、驚いた記憶があります。
返信する

コメントを投稿

蔵王・その他高山」カテゴリの最新記事