きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

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天童市で探鳥’25.2/28

2025年03月08日 | 村山地方

やっと2月も最終日。今月は例年になく大雪が降り、連日の雪片付けに体力を消耗してしまった。下旬になり、何とか雪も落ち着いて、晴れの日が増えてきている。これまでじっくり鳥見できなかった分何とか取り戻すべく、この日は天童市内に出かけた。まずは、ハズレの無いカモ類を目当てに原崎沼へ。畔に車をとめ、まずは沼全体を見渡す。カモの数は予想通りかなり少ないなぁ。マガモが多く、その中に、ミコアイサを発見。ただ、残念ながらパンダガモの雄ではなく、雌が4羽。それぐらいで、あとは、コガモやホシハジロくらいだった。

<ミコアイサ、マガモ>

西側の隅には、オオバンがいた。少しずつ近づくと、少しずつ離れていくオオバン。間合いをきっちり測りながら泳いでいく。さすがだ。カワウが近くを飛んだのでパチリ。

<オオバン、カワウ>

これといったカモさんもいないので、山道を上りながら小鳥探しに。前回来たときに出会ったベニマシコの声が聞こえる。しばらく探すと、斜面の上の方に雄を見つけた。やや距離はあるものの、しっかり観察撮影することができラッキーだった。

<ベニマシコ>

時計を見ると、そろそろお昼タイムなので、ベニマシコにさよならをして、次の舞鶴山に移動した。山頂でお昼タイムをして、午後の部のスタートだ。西側の坂道を下っていった。そして、左側の雪のない斜面にやや大きめの鳥さんを発見。カケスだった。カケスは、とっても警戒心が強く、なかなか開けた所に出てこないのだが、この時は、よっぽどお腹がすいていたのか、落ち葉をひっくり返しながらエサを探していた。1羽に気を取られていると、さらにもう1羽現れて2羽になった。こういう時、どっちにピントを合わせればいいのか。あとで画像を見て気づいたのだが、奥の個体にピントを合わせて撮っていると、手前の個体がドングリを咥えていた。全然気が付かなかった。後の祭りだ。

<カケス>

さらに坂を下り、土手の上に通じる階段を上ると、足元に小さな花を発見。青い色が何とも美しいオオイヌノフグリだ。すでに、植物は春の訪れを感じ取っているようだ。

<オオイヌノフグリ>

オオイヌノフグリを観ながら、土手の上に上がった。ここは結構ツグミの仲間が地面でエサを探していたりするのだが・・・。やっぱり、いた!でも、飛ばれてしまった。ツグミだった。でも、この鳥さんは飛ばずに居てくれた。おりこうさん、ホオジロ。ネットでみると、「ホウジロ」と書いてる人がいるけど、「ホオ」です。

<ホオジロ>

矢場跡で鳥さんを探したが、特に鳥影も見つからず、トボトボと来た道を戻って行った。そして、山頂公園の端の方で、何かいないかとうろうろ。「ギー。」と、いつものコゲラの声が聞こえる。有難い。何も居なくても、コゲラくんは居てくれる。しかも、警戒心ほとんどなし。とっても有難い。

<コゲラ>

そして、次はエナガの声が聞こえてきた。しばらく待っていると、近くに飛んで来てくれた。これまた有難い。

<エナガ>

コゲラとエナガが相手してくれたので、かなり不満解消となったが、もう少し時間があったので、さらに鳥さん探しを・・・。時間ぎりぎりに飛んで来てくれたのは、ツグミだった。先日もツグミに出会ったが、北帰行のこの時期、ツグミたちも移動し始めているようだ。

<ツグミ>

本日は、天童市内の探鳥ポイントをはしごしてみたが、結果的には、いろいろと出会いのある鳥見ができて楽しかった。


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