きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

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シギチ◇フェス①’23.9/26

2023年10月05日 | シギチ日記

前回のシギチ鳥見から3週間以上経ってしまったが、潮の干満を事前にチェックし、この日今秋2回目のシギチ探鳥。前回はオバシギ、オオソリハシシギなど見られたが、今回は、どんな鳥さんに出会えるか楽しみだ。早朝4時前に家を出て、蒲生に着いたのが6時前だった。

日和山の上から干潟の様子を確かめたが、これといった鳥影は見当たらない。まずは、河口の方に歩いていくと、キアシシギを発見。本日のシギ第1号。しかし、警戒心が強く、すぐに飛んでしまった。上面の模様から幼鳥のようだった。

<キアシシギ>

キアシに飛ばれたが、その先にすぐトウネンを見つけた。このトウネン、警戒心がかなり薄かった。こちらがじっとしていると、エサ探しに夢中になり、足元近くまで寄ってくる。あまりに近くまで寄ってきて、びっくりしたように向きを変えてトコトコと・・・。こんな感じだ。

<トウネン>

十分トウネンに相手してもらったところで、干潟の海側の方に移動した。前回は満潮で干潟がほとんどなかったが、今日は十分干潟が出ている。これならシギ・チドリがわんさかいるだろう・・・と期待したが、ずーっと見渡すも、鳥影無し。しばらく歩き回って、やっとトウネン1羽を発見。トウネンを目で追っていくと、その先に、何と、アカアシシギが。しかも、2羽。喉から胸にかけて縦斑が密にあり、幼鳥のようだ。カニがうじゃうじゃといるので、食べ放題のようだった。

<アカアシシギ>

そのアカアシシギと大体行動を共にしていたのが、ハマシギだった。こちらも2羽いて、あっち行き、こっち行きと忙しそうにエサ取りしていた。雨覆の羽縁は白いが、丸みがあるので成鳥の冬羽と思われる。

<ハマシギ>

ここで、堤防の方に待ち合わせをしていた鳥友人を発見。堤防の方に移動して、まずは鳥情報を交換。それから、二人で河口の方に移動した。スコープで観察している方に聞くと、アオアシシギがいるとの事。凄い。これで「アカ・キ・アオ」の信号が完成だ。急いで探すと、やや遠くにある水溜りにアオアシシギを確認。しかし、近くにいたトウネンやシロチドリに目をやっているうちにアオアシシギを見失ってしまった。

<アオアシシギ>

秋のシギは、本当に識別が難しい・・・というか、全く分からなくなる時がある。このシギもその一つ。おそらくトウネン成鳥の夏羽から冬羽に移行中の個体と思われる。最初見つけた時、「何?、これ。」と思った。ミユビシギ?と疑ったが、顔が違う。大きさ、姿勢などからトウネンかなと思い始め、図鑑でチェックした。結果、トウネンで一件落着。

<トウネン成鳥S→W>

アオアシシギや白っぽいトウネンに目が行きすぎ、ほとんど撮らずに終わってしまった、シロチドリ。別にチドリを軽視しているわけではないが、何故かシギの方に力が入ってしまう。まぁ、これが軽視という事でしょうけど。シロチドリ、ゴメン。次回はいっぱい撮るので・・・。

<シロチドリ>

最後に、おまけということで。砂地に背丈の長い草が生えていて、そこで、ノビタキを見つけた。旅の途中に海沿いの草地に立ち寄ったようだ。今シーズン初のノビタキは、蒲生にてでした。

<ノビタキ>

ここまでで1時間半ぐらいの鳥見で、十分満足だったが、海辺のシギは十分だけど、内陸性のシギも観たいという事で、大沼・赤沼に行ってみることにした。

・・・つづく


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