きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

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シギチ◇フェス②’23.9/26

2023年10月11日 | シギチ日記

蒲生から大沼に移動した。しかし、鳥影全く無し。鳥友が「途中、赤沼の方に車がいっぱいとまっていたよ。」と。これは、こんなところにいる場合じゃない。急いで赤沼に移動。すると、やっぱり、車が細い道沿いにびっしり。一体何がいるんだろう。わくわくしながら車を降り、カメラ機材を準備。そして、早速皆さんのカメラやスコープが向いている先をチェック。すぐに目に飛び込んできたのは、エリマキシギだった。久しぶりのエリー。3羽居て、たぶん雄1と雌2かと。エリマキシギ雄の夏羽、あの「襟巻」をいつか見てみたいものだ。

<エリマキシギ>

エリマキシギと同じようなところに居たのが、オグロシギだ。こちらはエリマキシギより少し大きい。こちらは、2羽いた。そのうちの1羽は、喉の所に傷のような模様が見られた。猛禽にでも襲われたのだろうか。特に変わった様子は見られず、普通にエサ取りをしているので心配はなさそうだ。

<オグロシギ>

近くのエリマキシギ、オグロシギをじっくり、十分に観察・撮影すると、向こう側の様子を見回してみた。沼の中央付近、ややこちら側寄りの所に、緑色が鮮やかな水草?が帯のように広がっているところあり、そこに、ジシキっぽい鳥が見えた。やや遠く、確信は持てないが、どうやらタシギのようだった。4羽仲良くまとまってまったりしている。時折、羽を広げてリラックスモードのようだ。

<タシギ>

その向こうに、水面に枯れ木が出ていて、ゴミか何かが引っかかっているようなところがあり、そこにカモと一緒にシギが1羽いた。かなり距離があるのではっきりとはわからないが、白っぽいシギで、嘴が細い。もしかすると、コアオアシシギかも?コアオアシシギは、自分の好きなシギだ。向こう側に行けば近くから見られるかも・・・と、三脚を担いで向こう側に歩いて行った。行ってみると、向こう側からもそれなりに距離があり、近くはなかった。残念。しかも、ゴミのようなところにいるので、あまり写真的にはきれいでなかった。「掃き溜めに鶴」的な絵かな。まあ、好みのシギということで、記念写真的に2,3枚パチリ。

<コアオアシシギ>

最後に、ちょこちょこと姿を見せてくれたのは、ヒバリシギだった。これまた、かわいいシギさんだ。

<ヒバリシギ>

今日のシギチ観察は、蒲生で6種、赤沼で5種の計11種も出会うことができた。数はそれほど多くはなかったが、何より、たくさんの種類を観察・撮影することができ、大満足の遠征鳥見だった。

【出会ったシギチたち】シロチドリ、アカアシシギ、キアシシギ、アオアシシギ、ハマシギ、トウネン、エリマキシギ、オグロシギ、コアオアシシギ、ヒバリシギ、タシギ


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