今年の月山の雪解けは早く、雪不足のためスキー大会が中止となった。TVでそんなニュースを見たので、久しぶりに志津の自然博物園に行ってみた。たしかにずいぶんと雪解けが進んでいる。一度死ぬ思いをしているので、沢の方から登るのはやめて、手前の斜面の方から上に登って行った。すると、5分もしないうちに「フィー、チョイチョイ。フィー、チョイチョイ。」と、さえずりが聞こえてきた。本日の目標のクロジの声だ。しかも近い。耳を澄ませながら声の方に近づいたが、なかなか探せない。そのうちに飛び立ってしまい、「なんだ、こんなところにいたのか。」という具合で、新緑に溶け込んでなかなか見つけられなかった。少しずつ目が慣れてきて、声のする方を探して何とか見つけだすことができた。雪がしまって固くなっているので、縦横無尽に歩ける。残雪と新緑のコントラストがとてもきれいだ。クロジのとまっている木にコガラもやってきた。えさとりに忙しそうだが、近くに寄っても気にせず相手をしてくれた。帰りに五色沼に立ち寄り、残雪と新緑のコントラストにうっとり。ゴールデンウィークの最後は、自然の美しさを満喫した鳥見だった。


















コガラの羽を広げた姿もきれいです。
五色沼の風景写真、いいですね!
独身時代に毎年、月山に夏スキーに行ったことを思い出しました。