Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

左足クロスの精度(ラザリディス)

2010-09-04 14:49:59 | ワールドサッカー
昨日は残業で帰りが遅くなった上、携帯電話を自宅に忘れ、帰りの電車でブログの原稿を書くことができず、更新できず失礼しました。今日はパラグアイ戦ですが、パラグアイで楽しみな選手といえばサンタクルスのヘリコプターのような打点の高いヘディングですが、パラグアイ代表は私はあまり詳しいチームではないので、「横浜国際」「代表戦」のキーワードで自分の頭で検索をかけてみました。

そこで引っかかったのは、2001年のコンフェデ杯準決勝での日本対豪州戦で見て、しばらく「浦和レッズの新外国人は彼がいい」とすっかりほれ込んだラザリディス選手です。当時、浦和の左サイドバックは泣き所のポジションで、外国人で補強して欲しいと思っていました。イングランドの2部リーグにいたラザリディスは条件次第では獲得可能な選手に見えたわけです。

ラザリディスは地元開催のシドニー五輪にもオーバーエージで出場した、豪州国内でも実力を認められている選手で、左サイドバックのスペシャリストです。足も速く、ボールを持った選手を追い越していくプレーは何度も見ることができましたが、特に目を引いたのはそのクロスの精度の高さです。

象徴的な場面が、左ストッパーのマスカットがオーバーラップしてきた場面です。マスカットは自分でもクロスを上げられるポジションを取っていながら、外を追い越してきたラザリディスに預け、ラザリディスのクロスが信頼を得ているという証明でした。当時のメンバーにはビドゥカ、キューエルらはいませんでしたが、アロイージという長身FWがいて、アーリークロスを狙うサッカーは現在の豪州代表にも通じるものがあります。

イングランドの2部リーグ(バーミンガム)に7年在籍とこだわった理由はわかりませんが、今で言う阿部勇樹のように自ら一部に上げたいという意思が強かったのかもしれません。確かに、一度一部に上げていますから、本人にとっては目標達成だったのかもしれません。wikiで調べたら、増毛剤がドーピング検査に引っかかって引退の時期が早まったそうですが、今でも印象に残る選手です。
コメント
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