Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

彼岸花

2010-09-26 20:14:48 | 埼玉
荒川の土手で見つけた、秋の象徴といえる彼岸花です。今年は秋の到来が遅く、9月も10日を過ぎても猛暑日が続くという異例ともいえる年でしたが、秋が来るとともに彼岸花もちゃんと咲いてくれました。高麗の巾着田に比べたら小規模ですが、近所で彼岸花を見られることは自然が残っている証明と、喜ぶべきことと思います。
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「ゲゲゲの女房」終わる

2010-09-26 12:50:42 | 雑記
昨日は、好評だった朝ドラ「ゲゲゲの女房」の最終回でした。私は主人公の布美枝が結婚して上京してから見始めたので、完全な感想ではありませんが、このドラマは楽しかったです。

武良布枝さん原作の「ゲゲゲの女房」をもとにはしていますが、これにドラマらしい脚色を加えたフィクションです。そのフィクションのところが面白く、主人公が見合い結婚で色気のある話が少ないところを、他の登場人物にそういう話を作って補っていました。

ただ、事実をもとにしたところも、武良布枝さんの原作を読む限りでは十分面白い話でした。主人公の夫、漫画家の水木しげる(村井茂)は貸本漫画家からスタートするのですが、貸本漫画界はもうからず村井家は貧乏のどん底というのは事実です。

食べ物に困って、果物屋で安売りされていた腐りかけたバナナで飢えをしのいだのも事実です。ただ、布美枝は電気を止められても、戦時中の経験から「灯火管制だね」と笑い飛ばす心の余裕がありました。戦争を乗り気れたのだから、飢え死にすることはないと自信を持っていました。

また、夫の描く漫画にも自信を持っていました。これだけ努力しているのだから、いつか売れる日は来ると信じ続けた結果が鬼太郎の大ヒットです。高度経済成長期で日本全体が豊かになっていた頃ですが、村井家も少しずつ豊かになって、家族サービスなどもできるようになってきます。

二人の娘の成長も、事実も多少は入っています。母の布美枝が職業欄に「漫画家」と書いて他の生徒に注目されてしまったことは事実です。原作では娘に有名人の娘というプレッシャーを掛けてしまって申し訳なかったとだけ書いてありますが、ドラマではよりビビッドに、周りの生徒がゲゲゲの鬼太郎の歌を歌い、「ゲゲゲの娘」と心ない言葉を浴びせるようになっています。

また、長女が教員採用試験に合格したことも事実です。新人の教員は離島や奥多摩に行かせられるのではという話もあって、父の茂が今ひとつ歓迎しなかったことも事実です。ドラマではどうしても具体的に描く必要がありますから、長女の藍子が教壇で苦労しているような脚色も入っています。

そのあたりは、事実をもとにした話なので、ありえないような奇跡や話の飛躍がなく、楽しく作られていて、このドラマはいいなと思いました。これから、「ちょっこし」とか「どげした」といった布美枝の安来方言が聞けなくなるなと思うとちょっこし(笑)寂しいです。
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