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アジアカップ総括

2011-02-10 19:10:27 | ワールドサッカー
今回のアジアカップのテレビ中継は、1次リーグについては最下位になりそうな1チームを外して、他の3チームに関して全試合放送という中継態勢でした。結果的にはNHKの予想は当たり、中継しなかったチームが決勝トーナメントに来ることはありませんでした。

中継されなかったUAEやクウェートのことも多少は気になりますが、やはり最終予選でライバルになりそうなチームの動向が気になります。

韓国代表は1トップの朴主永の欠場で今回はベストメンバーではないですが、代役の19歳のチ・ドンウォンが積極的にサイドに起点を作り、実際に点を取るのはトップ下の具滋哲というスタイルは機能していました。最終予選で当たれば強敵になるのは間違いありません。

豪州は日本戦では疲れもあって中盤省略のパワーサッカーできましたが、ベストコンディションで試合ができる最終予選では今回試合に出ていなかったドリブラーのブレシアーノを軸に組み立てるサッカーをするかもしれません。ポテンシャルならアジアトップのチームなので、オジェックのさじ加減で全然違うチームと試合をする感覚になるかもしれません。

その他のチームからでは、イラク、ウズベキスタン、朝鮮民主主義人民共和国(以下共和国)も面白いサッカーをしていました。イラクは協会の資金力の不足もあって体力レベルには課題がありますが、中盤の構成力が高く豪州と互角の試合内容を見せました。

ウズベキスタンの4強は多少くじ運もありますが、トップ下のジェパロフが左右に走り込みどこからでもシュートを打ってくる得点力は脅威でした。FWのバカーエフという新戦力も台頭しましたし、最終ラインの不安定さが解消されれば出場権争いに絡む力はあります。

1次リーグで敗退はしたものの、共和国の運動量の多いサッカーも魅力的でした。イランが1ボランチを引いていて、そこが狙いどころというポイントはあったにせよ、出場全チームで一番多い運動量でエースストライカーの鄭大世をフォローするサッカーは今までの共和国のイメージを変えました。

たまたま、今回は鄭大世が本調子ではありませんでしたが、鄭大世の実力はJリーグでも実証済みですから、最終予選にうまくコンディションを持ってこられれば連続出場も狙えると思います。
コメント (2)
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