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Kobby loves 埼玉&レッズ

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フィオレンティーナの思い出

2011-02-21 18:49:21 | ワールドサッカー
先日、インテルの長友選手の初先発がフィオレンティーナのアウェイ戦だったことで、久々にフィオレンティーナのホーム、アルテミオ・フランキスタジアムに1999年に行ったことを思い出しました。

アルテミオ・フランキスタジアムは1990年イタリアW杯の会場にもなったスタジアムですが、1920年代に作られた古いスタジアムで、以前イタリアで行われた競馬のトラックの跡が残っています。今は芝生が敷き詰められていますが、それのせいでゴール裏スタンドの距離が遠く、見にくいスタジアムでもあります。

私が出かけたのはGWの5月でしたが、暑さで喉が渇き売店を探したものの、客の数より売店の規模が小さく、言葉も通じない外国人の私は何も買えずに引き返すことになりました。スタジアムで行われた試合で、中田英寿やバティが活躍していなければ悪い印象しか残っていないかもしれません。

そんな古いスタジアムですが、試合前にちょっと探検してみました。バティの銅像があると、ツアーガイドから聞いていたからです。私の席はメインスタンドで、いかにもありそうですが、通じないこちらの英語と係員のイタリア語を総合すると、フィオレンティーナ側のゴール裏スタンドの下にあるという話でした。

その間には鉄の扉があって、普段はフィオレンティーナのサポが暴徒化した場合に備えて閉められているのですが、日本人がバティの銅像を見たがっているという事情をわかってくれた係員の好意で扉は開き、記念写真を撮ってくることに成功しました。

試合は5-1という大差でフィオレンティーナが中田英寿のいたペルージャに圧勝したのですが、不利が予想されていたペルージャが、中田英寿にボールを集めていたのは一つの発見でした。当時はセリエA1年目だった中田英寿ですが、すっかりチームメイトの信頼を勝ち取ったという事実は嬉しかったです。

また、バティのゴールも見られました。バティと言えば強烈なシュートというイメージがありますが、ペルージャのGKがバティのシュートを読んで次々ファインセーブを見せていました。そんな中、バティがシュートミスをして当たり損ねになったシュートが、ペルージャGKの裏をかいて、すっきりしないもののバティゴールです。

もう一度こんな感動を味わいたいという思いは今でも持っています。セリエAは逃げないから、いつかきっと行くという思いがあればかなうと思っています。
コメント (2)
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