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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

ウイングサッカー(2/13鳥栖対浦和)

2011-02-13 20:11:25 | 浦和レッズ
当ブログで予告し損ねたのは申し訳ありませんでしたが、今日のPSM鳥栖戦はスカパーでテレビ中継がありました。結果は1-2で浦和の敗戦に終わりましたが、いいところもあったので悲観はしていません。

ペトロビッチサッカーはどんなものかというところに興味があったのですが、それは100%とはいきませんでしたが垣間見ることはできました。昨日のテレビ埼玉のGGRのインタビューでペトロビッチ本人が「オランダのウイングサッカーは意識する」と言っていましたが、今日若干ですがそれを見ることができました。

昨年までのフィンケサッカーでは、サイドハーフのドリブルはそれほど多くありませんでしたが、今日のサッカーを見る限りではサイドハーフを生かすサッカーをやりたいのだろうと思えました。実際、得点になったPKは田中達也のドリブルで取ったものです。

また、いろいろ注目点はありましたが、マルシオ・リシャルデスは得意のFKこそ壁に当ててしまいましたが、司令塔としてもいい選手だと思います。キープ力は高く鳥栖の選手二人に囲まれてもマイボールを維持できましたし、サイドをよく見てボールを散らすこともできていました。

足が遅いので、彼をボランチにした後半のパワープレーでは戻りが遅れる場面も見られましたが、それは使い方の問題だけで、彼の司令塔としての能力には疑いはないと思います。また、田中達也が元気なのも嬉しいことです。

ウイングサッカーを実現するためには田中達也が活躍することが必要とも言えますが、宇賀神からサイドチェンジのボールが出てそれに追い付いたり、ドリブルで意欲的に仕掛けていたのは好感が持てました。

また、途中出場の原もアピールしました。とにかくシュートを打たなければ話にならない後半の最後の時間で、足でも頭でもシュートに持ち込めていたのは結果は入らなかったとはいえ評価できます。

新加入の青山は守備的なタイプですが、パスの飛距離は比較的あります。前半はうまく引いてDFラインからボールを引き出していました。鈴木啓太と組んだ今回は鈴木啓太の方を前に出していたので、柏木とも組めそうなことをアピールしたと思います。

課題もたくさんありましたが、それは明日書きます。
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弱気なコメント(舞の海)

2011-02-13 11:18:12 | 他スポーツ
オフネタ恒例の昔の大相撲で、現在相撲解説者の舞の海さんの現役時代の思い出です。舞の海の四股名は、日大時代の恩師、田中監督から「舞うような相撲を取れ」という意味を込めてつけてもらったものです。確かに、当時の舞の海の相撲は何が飛び出すかわからない相撲でした。

舞の海といえば、真っ先に名前が浮かぶのが「猫だまし」です。若い方はご存知ではないかもしれませんが、相手の顔の前で手をパチンと叩いて撹乱する奇襲戦法です。もっとも、解説者になった舞の海が自ら語っていた話によると、猫だましはやること自体が目的ではなく、猫だましをやった後にどうやって自分有利の体勢を作るかが大事ということです。

舞の海の時代より前は、猫だましは技の存在自体は知られていましたが、先輩力士に小細工で勝つのは礼を失するとされた時代でした。しかし、舞の海の活躍で、今の力士は幕内の下位あたりになれば、たまに猫だましをやる力士も現れるようになりました。舞の海の猫だましは、得意の左下手を引くための技でした。

また、舞の海といえば、Numberのインタビューで「対戦相手が怖くて仕方ない」というような弱気なコメントをよく発する力士でした。はったりでも強気なコメントを出すことが多い力士の中では異例の存在でした。しかし、策士の舞の海ですから、マスコミを利用した可能性があります。

以前、札幌時代の岡田監督が、マスコミに弱気なコメントを発して、相手に自分たちを侮ってもらい隙を突くという手を使っていましたが、舞の海の弱気なコメントもそれと同じだと思います。舞の海の場合、相手が慎重に入って来られるとなかなか打つ手がなく、相手が自分を侮ってくれれば隙を狙えるという力士でした。

舞の海の出した技には、「三所攻め」というものもあります。左内掛け、右で足取り、頭で相手の胸を押すという三箇所の攻めを合成した技で、どんな技が出るのだろうと楽しみにしていた力士でした。

ただ、小兵の宿命で、負けるときはあっさり土俵を押し出されます。特に武蔵丸や貴ノ浪は苦手にしており、大型力士に負けた相撲も実際はたくさんあります。それでも、負けた相撲は忘れ去られ勝った相撲だけで記憶される、得な力士ではありました。相撲解説の仕事は彼の話術を考えると合っている役割で、また大相撲が始まれば彼の声は聞けると思います。
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