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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

勝つには勝ったが(2/27栃木対浦和)

2011-02-27 19:23:08 | 浦和レッズ
今日の収穫は、PSM3連敗だけはどうしても免れたかったので、とにかく勝ってくれたことと、決勝ゴールの高崎が途中出場なら使えそうという感触が得られたことです。特に今はライバルの原が手首の骨折で離脱していますから、高崎にとっては今のうちにアピールしておく必要はあると思います。

しかし、内容はハーフタイムにブーイングが出たように、決して手放しで喜ぶわけにはいきません。理由はあまりにもボールをつなげなかったからです。確かに栃木は解説の城福氏のコメントのように、しっかり3ラインをコンパクトに保ち、相手にスペースを与えないうまい戦い方を見せました。

それでも、相手は格下のJ2なのですから、どこかに隙を見つけるなり、個人で突破するなり、何か攻略点を見つけなければいけません。完全に抑え込まれた前半は、相手がJ1だったら確実に失点していたでしょう。しかも、単に抑え込まれただけではなく、中盤のミスを相手に活用されて決定機を作られていたのですから深刻です。

頼みのマゾーラは振るいませんでした。個人技があるのはわかったのですが、ファウルで潰されると次第に苛立ってくるようで、なかなか直接ゴールに絡める位置には行けませんでした。左足のクロスなどはいいものを持っていますから、それを生かしてアシストをしたかったですが、エジミウソンの不振のあおりを食った形でもあります。

また、メタボ説も流れていたエジミウソンですが、守備で活躍するなど、まったく役に立たないわけではありませんでした。しかし、本来の役割の攻撃では得意のワンタッチプレーを出すことができず、動く場面も周りと連動しておらず一人でプレスに行ってしまったりとちぐはぐでした。

そのため、高崎を投入する情報を得たとき、エジミウソンと替えるものと思っていました。交代選手が柏木と聞いて耳を疑ったのも確かで、また危ない橋のマルシオのボランチをやるのかと思うと、ちょっと呆れました。それでも、高崎が活躍できたのはニアでエジミウソンがDFを引き連れていたからと言うこともできます。

まだ、1トップを任せるほどの信頼はペトロから得ていないのが高崎の現状で、エジミウソンと組んで結果を出せればいつか1トップに据えることは考えているでしょうが、今はマルシオの戻りの遅さで致命的な失点をしないことを、祈るように見つめるしかありません。
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