Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

ナビスコ杯G大阪戦プレビュー

2011-10-08 17:33:13 | 浦和レッズ
リーグ戦は残留争いで苦しんでいる浦和ですが、ナビスコ杯は好調で、ついに準決勝までやってきました。相手は4年近く勝っていないG大阪で、ここまで来たらどこと当たっても強いですが、決勝戦より厳しいかもという難敵です。

それでも、会場がホーム埼スタなのは幸運です。万博の一発勝負だったら勝利は難しいかもと思っていましたが、埼スタならリーグ戦も引き分けていますし、PK戦にでも持ち込めば応援の力で何とかできるかもしれません。

代表で不在の選手は浦和は原口とスピラノビッチ、G大阪は遠藤とイ・グノです。前回の対戦でやられた遠藤の縦パスがないのは浦和にとってはちょっと有利な要素ですが、アフォンソという外国人選手がいて、DFライン裏のパスを狙っているので、足の遅いDFにコンパクトな陣形を取らせようとしている浦和は一発でやられるリスクは抱えています。

また、G大阪は前回の対戦ではGK加藤が止めたものの、ラフィーニャのスピードは脅威で、パスを出す側もできますが、受ける側の方が威力を発揮しそうです。浦和としては浜田が少しでもラフィーニャを遅らせ、永田のカバーリングが間に合うようにしないといけません。場合によっては坪井の起用もありえない話ではないかもしれません。

前回の対戦では、浦和は慎重策で入りましたが、ボランチの遠藤のところまではチェックが行き届いておらず、中途半端な慎重策になってしまいました。今回は橋本、武井のダブルボランチになりそうですが、前半0-0を狙うなら前からでも追わないとまたスルーパスを出されてしまいます。

浦和はデスポトビッチの好調が今の売り物です。それだけやれるならリーグ戦でもと思わずぼやいてしまいますが、ナビスコ杯4ゴールと当たっているので、明日の試合も期待しています。

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難しい3-4-3の組織(10/7日本対ベトナム)

2011-10-08 17:09:08 | ワールドサッカー
まず、驚いたのはベトナムの体の大きさが、4年前に対戦したときより大きくなっていたことです。GKは189cmもあり、パワープレーでごり押しすれば簡単に勝てるというイメージとはだいぶ違ったチームになっていました。ただ、まだ体力も技術も日本の方が上ですから、ベトナムは慎重にゴール前に2ラインを引き、相手のサイドの上がりに2枚ついて対応してきました。

結果は1-0の勝利ですが、特に後半がひどかったので、もともとやらない予定をザッケローニの希望で入れたこの試合はあまり意義があったとは思えません。ただ、3月の慈善試合でも、8月のなでしこの親善試合でも、前後半でメンバーをがらりと入れ替えると、後半に出てきた選手が低調なパフォーマンスに終わることはよくあります。

個人的には、ザッケローニジャパンの長所はダブルボランチの遠藤と長谷部のところだと思っているので、その二人を両方使わなかった後半戦はボランチが後ろを向かされて、全然縦パスが入りませんでした。阿部勇樹も細貝も守りで力を発揮するタイプなので、攻めに出られる大型ボランチの発掘は今後の課題だと思います。

また、前半の3-4-3もうまくいったとは思っていません。ザッケローニの3-4-3はダブルボランチを守備専念にして、サイドをアウトサイドとアタッカーの2枚で数的優位を作って攻めるサッカーをやりたいと思っているようですが、FWのポジショニングが良くなく、長友や駒野が上がったときは一枚しかいないことが多かったです。

選手で自らポジショニングを変えて、ボランチの長谷部が前に出たチャンスが得点になったところを見ると、あまり3-4-3を意識しすぎてポジションを固定するより、長谷部が出たり左FWの香川がトップ下気味に陣取ったりした方がチャンスになりそうな予感はしました。

また、槙野の負傷交代の影響で、ハーフナーマイクを試せなかったのは残念です。タジキスタンがどういうチームかという情報は持っていませんが、単に上背で力任せに叩きつけているわけではなく、駆け引きして外すタイプのハーフナーマイクなら、タジキスタンDFがたとえ大きくても対応は可能なように思えます。タジキスタン戦も出る可能性はあると思っています。
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