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快勝(10/11日本対タジキスタン)

2011-10-12 19:06:37 | ワールドサッカー
サポーターレベルではタジキスタンの情報は皆無だったので、ウズベキスタンのように屈強なCBがいてハーフナーマイクが完封されたらどうしようという危惧はキックオフの前は持っていました。タジキスタンの情報を持っているザッケローニの決断を信じるしかないと思うものの、実際にタジキスタンを見るまでは不安でした。

実際のタジキスタンDFは、高さも足りないし、組織力もあまりないチームでした。タジキスタンは4-1-4-1気味の布陣でスタートしましたが、1ボランチが最終ラインに吸収されて5バック気味でした。日本の良かったところは二人目、三人目の動きが連動していて、数はいるはずのタジキスタンのDFラインに自らスペースを作れたことです。

高さが足りないということは、ハーフナーマイクのヘディングも頭一つ分ほど抜けるほど競り勝っていましたし、組織力もないということはスペースを狙うタイプの岡崎にも隙を与えてくれるチームでした。日本にとってはやりたいサッカーをほぼ自由にやらせてくれる相手でした。

格下相手とはいえ、不振だった香川に2ゴールが出るなど、多くの選手が自信と手応えを持ち帰った試合になりましたが、ザッケローニにとっては中村憲剛が機能して、11月に行われるアウェイのタジキスタン戦、共和国戦で本田圭佑が間に合わない以上、使えるコンビネーションを確立したのが大きいです。

川崎Fでのプレーを見ていれば代表でもこれくらいはできる選手ですが、トップ下に置いて攻撃のタクトを振るう役割が代表で与えられたチャンスはめったになく、得意のキープ力と視野の広さを生かし、時にはスペースに進出してチャンスを作れていたのは今後が楽しみです。

また、地味ですがタジキスタンのシュートを0本に抑えたことも評価できると思います。1トップに残した15番の個人技だけがタジキスタンの頼みの綱でしたが、今野も吉田も落ち着いて対応して、CKを1本取られただけに押さえ込みました。タジキスタンサイドから見れば日本の攻略法はないと完全に意気消沈させた結果で、アウェイ戦でも勝利が求められる日本にとっては自信を深めたことと思います。
コメント
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