Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

ドラフト会議雑感

2011-10-28 19:10:54 | 他スポーツ
上位指名の有名なところは多くの人が書くと思うので、私は独自路線で書きます。今年、上位指名で人気を集めた高校生は甲子園に出ていない東海大甲府の高橋選手でしたが、甲子園に出た選手もいい選手が結構いました。

特に投手にいい選手が多く、横浜ベイスターズ1位指名の唐津商の北方投手、楽天2位指名の金沢高校の釜田投手など、プロが育ててみたいような剛腕投手がいました。しかし、私が注目していたのは阪神が2位指名した聖光学院の歳内投手でした。

歳内は被災地の福島の代表校だったので、甲子園のときは注目を集めていたので覚えていらっしゃる方もいるでしょう。ただ、私が歳内に注目した理由はその奪三振もありますが、球筋に引かれました。歳内はスプリットという、落ちる変化球を武器にしていますが、今は高校生が独特の変化球を持っているのは珍しくない時代です。

ただ、このスプリットの落ち方が非常にすばらしいのです。基本的に歳内がスプリットで攻めるコースは外角ですが、歳内のスプリットは斜めに落ちてきます。ただ、大抵の投手は片側にしか変化させられず、右打者には強くても左打者は苦手という選手がほとんどです。

歳内の優れている点は、右打者にも左打者にも逃げる方向にスプリットを落とすことができることです。これができるから、ストレートは140kmちょうど程度の歳内がプロ注目の選手と呼ばれていた理由です。ただ、甲子園ではスプリットを見極められてしまうと、ストレートを狙われて打ち込まれることもありました。

プロには行けるかもしれませんが、行ったら中継ぎ要員だろうとこのときは思いました。スプリットの球筋を覚えられる前の短いイニングなら通用するという理由です。そのため、今回の阪神の2位指名は想像以上に評価が高かったと思っています。阪神もストレートの威力さえ増せばと、先発起用もあるかもしれません。

今は高校生はプロ志望届を出して、自らプロに行く意思を表明しないとプロに行けない時代になりました。昔、大学進学や社会人志望を口にして、秘かに裏でプロとつながっていたという密約を防止するためです。歳内もプロ志望届を出したくらいですから、中継ぎ要員にとどまらない自信はあると思います。その活躍を、映像で見るのは難しいかもしれませんが期待しています。
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決戦前夜

2011-10-28 18:39:00 | 浦和レッズ
明日は浦和にとってタイトル獲得のチャンス、ナビスコ杯決勝です。今回は指定席で参戦する幸運に恵まれ、多少風邪気味ですがなんとしても明日までには治すつもりです。プレビュー記事以降の話題では、非公開練習をめったにやらない鹿島が2日連続で非公開練習をやりました。

ナビスコ杯準決勝で決勝ゴールを決めた柴崎をスタメンで使うか、岩政が間に合わない最終ラインをどうするかなど、鹿島には隠したい要素がたくさんあります。ジーコイズムは隠してもスタメンはどうせばれるから堂々見せるというものでしたが、どうしても隠したいときはあると思います。

ただ、鹿島がそれだけ神経質になっているのは浦和にも付け入る隙はあると思います。今季のリーグ戦の順位では大差をつけられている相手なので、万全の鹿島が出てくれば順位通りの結果になるでしょうが、万全でない鹿島が相手ですからチャンスは十分です。

浦和は勝っているチームは動かさないとサッカーの世界ではよく言われているので、1トップを替えるくらいの変化はあるかもしれませんが、4-1-4-1で梅崎と原口の突破力を生かそうとするサッカーは変えないと思います。

1トップに入りそうなエスクデロは上背はないので、岩政がいないことによる相手の高さを狙うのは無理です。ただ、もし鹿島が青木と中田浩二の急造CBコンビでくれば、練習でもほとんど合わせたことのない二人ですから、チャンスはあるかもしれません。

ナビスコ杯準決勝のG大阪戦で見せた、エスクデロの相手を背負った形でのドリブルが機能すれば、相手の予想していない側から思わぬビッグチャンスも作れるかもしれません。

浦和の最終ラインは、ここに来てスピラノビッチの代わりに浜田を使っています。身体能力で守るスピラノビッチと、ポジショニングで守る浜田のどちらが上かはわかりませんが、スピラノビッチとの契約が今季限りで切れるので、浜田にもチャンスを与えておこうという考えだと思います。
コメント (2)
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