釧路に住んで一年以上になるけれど、釧路ではどうも自転車があまり盛んではないと感じています。
町を見物するのには幣舞橋などの観光スポット、さらに啄木や歴史的な話題、そして丁度良いような地形の変化などもそれなりにあるので、自転車によるガイドツアーなどが盛んでもよさそうなのですが、あまりそうした話題を聞きません。
土地柄が広いために自動車中心になってしまうせいなのか、それとも何か別な理由があるのか、この辺はもう少し探ってみたいところです。
しかしながら釧路市内から旧阿寒町市街地までの約24kmにわたり、道庁が「釧路阿寒自転車道」と呼ばれる大規模自転車道を整備してくれていてサイクリング環境は整っています。
ハード先行か、と言われるかもしれませんが、実はこの自転車道はかつての雄別鉄道の廃線跡地だったのだそう。
線路の跡地なので一定幅の土地がずっと残っていて勾配もそれほど急ではないために、線路の跡地は自転車道を整備するには最適というわけです。
それを知ってから、かねがね一度は走らなくては、と思っていたのですが、動物園でたんちょう出発式の式典が行われるという今日は絶好の機会となりました。なにしろこの自転車道は動物園のすぐ近くを通っているのですから丁度良いのです。
どうせなら自転車道の終点も見極めたいと思いつつ、いつものようにGPSロガーを携帯して出発!
※ ※ ※ ※ ※
さて、自宅から動物園までは目算で約15キロと見越して、式典の一時間ほど前に自宅を出発しました。走り出してから約4キロのところから大規模自転車道が始まります。
【自転車道の起点】
自転車道は大きな道路とは平面で交差するために信号や一時停止が結構あります。このあたりは昔は踏切だったのでしょうかね。
道路は湿原の縁とニニシベツ川の間を走ってゆきます。右手には広い湿原がそのまま見えますし、川が終わると左側には牧場が広がります。実に道東らしい風景と言えるでしょう。
【右には湿原】
【左には牧場】
※ ※ ※ ※ ※
サイクリングとはいえ、それなりの長距離なので装備も万全にしなくてはなりません。
まずはビンディング付きのペダルと靴ですが、太ももでペダルを押すだけでは疲れてしまうところをビンディングで靴とペダルがくっつくようになって、これでペダルを引っ張り上げる力も使えます。
これなら疲れが半分で済みますし、引っ張り上げる力の方が漕ぎ出す力より強いので楽ができます。
また小さなサドルに長時間座っていても楽なように、お尻の部分にパッドを当てたサイクリング専用パンツもあります。これらのちょっとした小物を装備すると長時間サイクリングも疲れにくくより楽しめるものになるのです。
※ ※ ※ ※ ※
動物園でのタンチョウ出発式典を終えた後は自転車道の終点を目指して旧阿寒本町へと向かいました。
しかし、釧路中心部の自転車道のスタートの頃は舗装もきれいで白線もしっかり引かれていましたが、距離を走るほどに管理が緩くなり、白線はなくなるし目地からの雑草も目立ってきます。
距離が長いだけに管理の手が行き届かないようで、残念ですが仕方のないところなのでしょうか。
【か、管理が…】
※ ※ ※ ※ ※
自宅から約30km走ったところでようやく自転車道の終点が見えてきました。案外あっさりした終着点です。
雄別鉄道はまだ先に市街地があったのですが、自転車道はここまで。しかしせっかく阿寒本町まで来たのですから、食事休憩のためにもう一足伸ばして「赤いベレー」まで行くことにしました。
昼食には石炭ラーメンなるものを食べましたがその話題はまた別の機会に。
休憩と水分を補給して帰路につきましたが、帰りはやや向かい風でちょっと苦労しました。それでも約1時間半ほどで自宅に到着。
GPSロガーでデータを取り込むと、本日の総走行距離は69kmとなりました。随分走ったものです。
これだけの長距離を自転車で走ったのは私自身始めてでしたが、結構いけるものだったので少し自信が付きました。
また、ランニングと違って膝に体重がかからないので楽に長時間の有酸素運動ができて、心肺機能が向上していることがはっきりわかります。サイクリングにはまるとやめられなくなる気持ちがよく理解できました。
【自転車道の終点、ここまで来たら帰らなくては…】
さて、長距離走行から町見物ツアーまで、自転車の楽しみ方は様々です。
健康と生涯学習を果たせるツールとしての自転車。真面目に考えると実に奥の深い乗り物なのです。
一日で体が筋肉質になりました(笑)
【本日の走行軌跡~本日の総距離数は69.4km】
町を見物するのには幣舞橋などの観光スポット、さらに啄木や歴史的な話題、そして丁度良いような地形の変化などもそれなりにあるので、自転車によるガイドツアーなどが盛んでもよさそうなのですが、あまりそうした話題を聞きません。
土地柄が広いために自動車中心になってしまうせいなのか、それとも何か別な理由があるのか、この辺はもう少し探ってみたいところです。
しかしながら釧路市内から旧阿寒町市街地までの約24kmにわたり、道庁が「釧路阿寒自転車道」と呼ばれる大規模自転車道を整備してくれていてサイクリング環境は整っています。
ハード先行か、と言われるかもしれませんが、実はこの自転車道はかつての雄別鉄道の廃線跡地だったのだそう。
線路の跡地なので一定幅の土地がずっと残っていて勾配もそれほど急ではないために、線路の跡地は自転車道を整備するには最適というわけです。
それを知ってから、かねがね一度は走らなくては、と思っていたのですが、動物園でたんちょう出発式の式典が行われるという今日は絶好の機会となりました。なにしろこの自転車道は動物園のすぐ近くを通っているのですから丁度良いのです。
どうせなら自転車道の終点も見極めたいと思いつつ、いつものようにGPSロガーを携帯して出発!
※ ※ ※ ※ ※
さて、自宅から動物園までは目算で約15キロと見越して、式典の一時間ほど前に自宅を出発しました。走り出してから約4キロのところから大規模自転車道が始まります。
【自転車道の起点】
自転車道は大きな道路とは平面で交差するために信号や一時停止が結構あります。このあたりは昔は踏切だったのでしょうかね。
道路は湿原の縁とニニシベツ川の間を走ってゆきます。右手には広い湿原がそのまま見えますし、川が終わると左側には牧場が広がります。実に道東らしい風景と言えるでしょう。
【右には湿原】
【左には牧場】
※ ※ ※ ※ ※
サイクリングとはいえ、それなりの長距離なので装備も万全にしなくてはなりません。
まずはビンディング付きのペダルと靴ですが、太ももでペダルを押すだけでは疲れてしまうところをビンディングで靴とペダルがくっつくようになって、これでペダルを引っ張り上げる力も使えます。
これなら疲れが半分で済みますし、引っ張り上げる力の方が漕ぎ出す力より強いので楽ができます。
また小さなサドルに長時間座っていても楽なように、お尻の部分にパッドを当てたサイクリング専用パンツもあります。これらのちょっとした小物を装備すると長時間サイクリングも疲れにくくより楽しめるものになるのです。
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動物園でのタンチョウ出発式典を終えた後は自転車道の終点を目指して旧阿寒本町へと向かいました。
しかし、釧路中心部の自転車道のスタートの頃は舗装もきれいで白線もしっかり引かれていましたが、距離を走るほどに管理が緩くなり、白線はなくなるし目地からの雑草も目立ってきます。
距離が長いだけに管理の手が行き届かないようで、残念ですが仕方のないところなのでしょうか。
【か、管理が…】
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自宅から約30km走ったところでようやく自転車道の終点が見えてきました。案外あっさりした終着点です。
雄別鉄道はまだ先に市街地があったのですが、自転車道はここまで。しかしせっかく阿寒本町まで来たのですから、食事休憩のためにもう一足伸ばして「赤いベレー」まで行くことにしました。
昼食には石炭ラーメンなるものを食べましたがその話題はまた別の機会に。
休憩と水分を補給して帰路につきましたが、帰りはやや向かい風でちょっと苦労しました。それでも約1時間半ほどで自宅に到着。
GPSロガーでデータを取り込むと、本日の総走行距離は69kmとなりました。随分走ったものです。
これだけの長距離を自転車で走ったのは私自身始めてでしたが、結構いけるものだったので少し自信が付きました。
また、ランニングと違って膝に体重がかからないので楽に長時間の有酸素運動ができて、心肺機能が向上していることがはっきりわかります。サイクリングにはまるとやめられなくなる気持ちがよく理解できました。
【自転車道の終点、ここまで来たら帰らなくては…】
さて、長距離走行から町見物ツアーまで、自転車の楽しみ方は様々です。
健康と生涯学習を果たせるツールとしての自転車。真面目に考えると実に奥の深い乗り物なのです。
一日で体が筋肉質になりました(笑)
【本日の走行軌跡~本日の総距離数は69.4km】