北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

今年一番バズりました。たまにはこういうこともあるんですね

2016-12-30 23:58:17 | Weblog

 今年もいよいよ残すところ今日を含めて二日となりました。

 先日の「札幌の除雪が進まないのはある資産が少ないため」という記事ですが、私のブログ記事には珍しくバズりました。

 「バズる」というのは、ある記事や単語がインターネット上で爆発的に多くの人に取り上げられることを意味する言葉です。"口コミ"という意味のマーケティング用語「Buzz」を動詞として使っているようですね。

 まあ他に読むものがなかったのか、除雪と言うタイムリーな話題だったせいか、次々に連鎖したようです。

 私が使っているのは「goo」というブログサイトですが、ここには今現在約250万サイトのブログがあって、そのなかでも41位とは、これまでで最高位の順位でした。


   【ブログの数がなぜか「0」になっていました】

 ブログのカウンターを上げるだけだったら、良い記事を書くかどうかというところとは別なところにコツがあるようです。

 たとえば人気のスポーツ選手やアイドルに関する記事を書くと読者は多くつきますし、占いやオカルト系、暴露モノなんかもよくアクセスされるジャンルです。

 またブログを紹介するリード記事でも、「○○が上達するための三つのコツ」などというような書き方をしたり、炎上を逆手にとって思い切り批判的なトーンで記事を書くことで、反論を呼ぶとやはりアクセスが増加します。

 しかし、こういうちょっとした感情に火をつけるという手法は、一時的には効果があっても、内実が伴っていないということが分かってくると、やがてメッキが剥げて来ることもあるでしょう。

 私も、毎日とまではいかなくても、ある程度コンスタントに質の高い情報が入っていて、読んだ後に明るい前向きな気持ちが残るようなものになるよう気をつけているつもりですが、どこまでやれているものやら(笑)
 修行の日々が続きます。


          ◆ 


 さて、東京の友人とネット上で会話をしていて、「今年は、英国のEU離脱、トランプ大統領、ISにテロと、感情操作が巧みに行われて時代が動いた一年で、こういう傾向が続いていくような気がする」という点で意見が一致しました。

 こういうやり方は一時は人気を博しても、人気は長続きせず評価はやがて逆転するのではないか、と思うのですが、どれくらい続くかは予想ができません。

 友人は、「都会の貧困格差は目を覆うばかりで、都市文明に限界を感じてきたよ」と言います。これも世間の感情に火をつける可能性があります。

 しかし、『だから都会の人が田舎生活へ戻るとか、農村へ帰る』ともならないでしょう。

 ただ、地方での暮らしの方がお互いに助け合う頻度が高いとか、なんだかんだ言って本当に安心で良いものを安く食べているとか、メリットの全体量で都会を凌駕するほどではないにせよ、都会にはないメリットをしっかりと自分たちは味わっていると実感していることは大切なことだと思います。

 地方暮らしでは、メリットの全体量ではなく、質に注目して特徴を明らかにすることを試みてはどうでしょう。

 一時的に有名になってバズるのではなく、じっくりと良さが伝わるような価値を大事にしたいものですね。

 来年に向けての課題がまた一つ見えてきたかな。

コメント
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