若いときに大学でお世話になった、花卉園芸のT先生が87歳で亡くなり、お通夜に行ってきました。
先生は若いときは本州の試験場で実験や研究に精を出し、北海道大学へ来てからは、若い人たちを育ててくださいました。
退職後は、民間企業の施設でやはり花の研究を続け、「りさ」という名の胡蝶蘭の培養の研究をされておられたとのこと。
今日のお通夜はキリスト教のやり方でしたが、祭壇は先生が生前に精魂を込められた胡蝶蘭「りさ」で埋め尽くされていました。
生前によりよい社会づくりにつながるような貢献をして、その仕事の成果に囲まれてこの世とお別れするなんて素敵ですね。
T先生のご冥福をお祈りいたします。