北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

稚内・宗谷地域の定点観測

2023-10-28 22:29:54 | Weblog

 

 縁のある町は定点観測が欠かせません。

 お店の顔ぶれは変わっていないか、建物に変化はないか、古くなったり新しくなったポイントはどこか…、などをチェックします。

 地元の人だと毎日少しずつの変化なので気がつきにくいところも、たまに行く人間にとってはその変化が分かりやすいということがあります。

 稚内では今の市役所庁舎の北隣に新しい庁舎を建設中。

 今は基礎工事ですが、やがて上物の姿も見えてくることでしょう。

 昨日の昼ご飯に、稚内塩ラーメンの名店である「青い鳥」に行こうと思いました。

 一応グーグルマップでナビをしながら歩いたのですが、どうも変なところへ案内してゆきます。

 そしてナビ通りに案内された場所には確かに「青い鳥」の赤い暖簾がかかっていたのですが、お店の場所は記憶の中の場所とは違います。

 怪訝な感じで暖簾をくぐり、カウンターに座って「ホタテ塩ラーメン」を注文、味は確かに青い鳥そのものです。

 支払いを済ませてからラーメンを作っていた女性に「青い鳥のお店はここではありませんでしたよね」と言うと、「ええ、今年の7月にこちらに移ってきたんです」とのこと。

「あ、やっぱり。でもどうしてお店の場所を変えたのですか?」
「はい、以前のお店の大家さんが『もう大家をやめたい』というので、そこにいられなくなって急きょお店を探してこちらに移りました」

「以前のお店はあそこで何年やられてました?」
「20数年でしょうか、私が母からお店を任されてもう10年になりますけど」

 子供の時に良く聞かされて、少し成長してからは美味しく味わうようになったラーメン、お店は変われど味は変わっていませんでした。

 
      ◆


 今日は朝から宗谷地域を定点観測しながら札幌へと戻ってきました。

 クッチャロ湖にはもう白鳥やカモなどの水鳥がもう訪れていました。

 枝幸の港で鮭釣りでもしていないかと思って来てみると、鮭釣りは一人もいなくて、チカを釣っているお年寄りが数人。

 しかもみんな入れ食いで爆釣状態。オホーツク海沿いも北よりは南の調子が良いようです。

 
 道の駅もちょっと間を空けると結構リニューアルされて新しくなった外観や内装、さらには売っている商品も洗練されてスマートになっていたりします。

 定点観測って大切なのです。

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