今日は彼岸の中日という事で、老親を連れて墓参りに行ってきました。
墓と言っても、父の代で作ったお墓で入っているのは母の両親、私にとっては祖父母の二人だけです。
父ももう亡くなりましたが兄がいて、本家のお墓は北見にあります。
もうそこまでは行かれないというので札幌の近くにお墓を作りました。
私には弟がいるのですが、ちょっと複雑なのは母方の祖父母には女の子の母しかいなかったので、『家を継いでほしい』ということで弟は祖父母の家の養子になったことです。
そのため苗字も変わっているのですが、疎遠にもならず兄弟付き合いをしています。
ただ、実の弟が戸籍上は母の弟として叔父になるわけで、まったく意識していませんが、法律上はそういうこと。
母は亡くなった祖父母の供養に熱心でしたが、母方の墓を単独で作る気にもなれず、そこで母方の家と父との共通のお墓にしようという事になりました。
そのため今お墓に入っているのは母方の祖父母ですが、私の父も母も私も弟も、死んだときにはここに入る形になっています。
私には娘二人で両方とも結婚して相手の家に入ったのでもう小松家を継ぐ男子はおらず、代わりに弟には息子がいるので、この甥っ子にしばらくは墓守をしてもらうことになるのでしょう。
お墓を掃除して花を供えて一人ずつお参りをしましたが父は「次にそこへ入るのは私です」と冗談なんだか本気なんだかそう呟いて、周りがどっと笑います。
幼い孫は娘に抱かれながらナムナムペコリ。
こういう形でのお参りもいつまで続くでしょうか。
風に秋の香りが混じるようになりました。
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