確定申告書類の提出が終わりました。
今年の確定申告の期間は2月17日(月)から3月17日(月)までとのことですが、還付申請だけであればこの期間前でも書類を受け付けてくれるとのこと。
毎年確定申告はマイナカードとICカードリーダーとパソコンでのe-Taxを利用しているので今年もその布陣です。
職場から昨年の源泉徴収票を受け取っておいたので、これを使って所得や社会保険料などの必要項目をネット上の申告書類に打ち込みます。
以前は毎年最新のe-Tax用アプリをダウンロードしてからそれを起動させて資料を作成していたのですが、最近はweb版のソフトが出て、アプリを取り込む必要がなくなりました。
最近は源泉徴収票と同じ様式のページが画面に出てきて、「ここの欄の数字ですよ」と読み込むべき数字の場所まで教えてくれます。
今後は会社企業によっては、源泉徴収票もマイナポータルで連携させてダウンロードできるようになるみたいですね。
こういう細かいマイナーチェンジが毎年行われていてそのたびに少しずつかゆいところに手が届くように使いやすさが向上していることを感じます。
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よくマイナカードが普及しないという批判的な言説の中で「官製アプリは使ったこともない官僚がアプリ会社に発注して作らせるので使いやすいものができるわけがない」という意見があります。
しかし私がもう10年に亘って毎年e-Taxを使ってウォッチしている限り、毎年の改善努力の成果が表れていることをつくづく感じます。
私は健康保険証もマイナ保険証に切り替えて4桁の数字を入れて病院や薬局で使っていますが、自分自身はもちろんのこと病院や薬局でトラブルっている人を見たことはありません。
またマイナポータルで連携させれば、ふるさと納税の寄付証明の取得や通院履歴や薬の処方履歴、さらには年金機構などの情報も見られます。
マイナカードではまちなかのコンビニで住民票や印鑑証明だってとれる時代です。
確実に世の中は便利になっていますし、便利にしようという社会の流れに対しては、その流れに飛び込んでみて実際に使ってみて、それから使い勝手の悪いところを指摘し改善していくという取り組み姿勢でいる方が前向きですよね。
【ハードルもありますが…】
ただネット社会で便利になる、と言っても、たとえばパソコンを常に新しいものにしておくことやマイナカードの取得、さらにはICカードリーダーを用意するなどの環境整備が必要です。(さらに私にとってはノートパソコンの画面では無理で、大画面PCモニターも必需品ですが)
社会の利便を受け入れるにはそのための体制づくりとそれらを常に刷新していく努力が必要という点で、ハードルがあるとは言えるでしょう。
ちなみに、確定申告ってスマホでもできるのだそうで、今の若い人たちは何でもスマホでこなしてしまうイメージなのですが、パソコンなしで複雑な作業や制作なんかできるのでしょうかねえ。
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