P.82 自分にかける催眠術
自己催眠をかけることにより、不安がなくなり、
自動的に目標に向かって進みはじめる。
自己催眠とは、潜在意識をプログラミングする方法である。
その効果的な方法は、
<顕在意識の介入が少ないときを狙って、潜在意識にプログラミングする。>
いつかといえば、寝起きや眠る前の、意識がぼやけているときだ。
作業は極めて簡単。
目標を書いた紙を、夜寝る前にボヤ~っと眺める。
そして朝起きたときに、またボヤ~っと眺める。それだけ。
P.86 その目標設定をするときは、現在形を使うこと。具体的には、
「私は○○する」「私は○○できる」という表現にする。(中略)
このようにポジティブな表現を繰り返すことを、
英語でaffirmation(自己肯定のための暗示)といっている。
これは世界レベルのスポーツ選手であれば、必ずやるテクニックである。
やるとやらないのでは、記録が大きく異なってくるからだ。
次に、目標を眺めながら、ニタニタするというのが効果的だ。
P.87ニタニタすることによって、視界が広がる。
そのことによって、右脳にアクセスできることになり、
潜在意識に命令言語をよりインプットしやすくなる。
ニタニタしながら、想像することを
「ビジュアライゼーション」(視覚化) と呼んでいる。
P.88 「朝晩、紙に書かれた目標を眺め、ニタニタする」だけ。
時間にして一日に数分。
P.92 その目標を書いた紙をクリアファイルに入れ、持ち歩く。
(中略)ちょっと暇になったら、取り出して眺めてみる。
すると、ほとんど無意識に、目標を達成するためには、どうしたらいいか、
という質問を心のなかですることになる。