醗酵食流行りで、私も納豆の攻略法を考えていたところ、
図書館で古い本(2000/7)を見つけました。
小泉流・納豆怪食法・レシピ22を目次から紹介します。
1.納豆の薬味と御供 2.元祖ネバネバーダ 3.納豆のタレ
4.納豆醤油 5.納豆汁の具選び 6.納豆の呉汁
7.干し納豆 8.「天狗印」三品 9.納豆茶漬け
10.納豆ライスカレー 11.納豆の和えもの 12.納豆の天ぷら
13.漬け物納豆 14.納豆の雑炊 15.納豆巻き
16.納豆蕎麦 17.納豆スパゲッティ 18.納豆サンドイッチ
19.納豆のなめ味噌身欠ニシン風 20.納豆鍋 21.納豆デザートだぁ
22.納豆ドリンク株式会社
酒造家生まれの、破天荒な大学教授(醸造学、醗酵学)の著書なので(?)、
含蓄もあり、理論的でもあり、栄養学的にも面白く解説されています。
いわゆるレシピ本ではなく、薀蓄です。
中から、面白~~~いと思ったものだけメモしておきます。
P.125 ヌラヌラスベスベ・テクスチャーのための御供
おろしたトロロ、なめこの缶詰、微塵に叩いたオクラ、叩いたバナナ
もずく、意外なところで蒟蒻(糸コンニャクでもOK)、茹でたトウモロコシ、
P.151 「干し納豆」の作り方 (材料は目安分量)
材料:シソの葉10枚 (天日で数日干し、ペラペラにし、それを手でもんで粉にする)
納豆10パック、片栗粉または蕎麦粉小さじ2杯、塩小さじ2~3
作り方:納豆にシソの葉の粉、片栗粉、塩を良く混ぜ合わせ、
それを薄く広げて天日で4~5日干す。
こうしてつくった干し納豆は、市販されているようなカリカリと乾燥したものでなく、
やや湿り気のある、生干しタイプになります。これをもっと乾燥したい時には、
その生干しタイプの納豆を焙烙で炒ると香ばしくて美味になります。
こうすると保存も利き重宝です。
未だ私自身が試していないので、お勧めするのは少し無責任ですが、
近々、絶対挑戦します。
こういった、発酵食品の手作りが私の趣味であり、研究対象です。