昨日、おかしな会話があり、思い出すと微笑ましくて、笑ってしまいます。
いつも流麗な英語を駆使し、教養溢れる紳士のHANANO氏の弁。
「田舎に住んでいた幼少の昔、<カエルの卵>と思って水辺から持ち帰ったものが
数日の後、
気持ちの悪い赤いお腹の、変な生物に変身して、ゾッとした……」って!!
「それって、赤腹イモリじゃあ……」と、散歩仲間の何人かが囁いても、
「いやぁ、せっかく綺麗な環境を整えて、おたまじゃくしを待っていたのに!」って!!
あのねのね
何を隠そう、私は<この道?>のプロじゃないけれど、
昔、<イモリとヤモリのファンタジー>というミュージカルを書いたほど、
彼らには特別の親近感を持ち、かなり詳しいのです。
私とて、住んだことがあるのは東京と芦屋だけですから、
自然豊な冷涼地に住む<イモリ>のことは殆ど知りませんでした。
が、ISASに勤めていた頃、<妊娠したイモリ>を宇宙で出産させ、
<無重力で卵の分割が上手くいくのかどうか確かめる>という科学実験があったので、
縁がつきました。
<宇宙生物実験室でイモリやカエルに餌をあげる>という仕事をもらい、
<冷凍のレバーをスライスしてピンセットで給餌する>のが日課の時期がありました。
その年のクリスマス音楽祭で上演したのが、件の<ファンタジー>
ヤモリのTonyがイモリのMariaに恋をして、衛星ジャックをする!という
いかにもISASらしいStoryでした。(と、私だけが確信。他の人は沈黙……)
しかも、その年は、<高校で新体操を教えていた>という秘書の女性がいて、
本物の「新体操のボール」を購入。数人で練習を重ね、
「新体操」だか「ボーリング」だか判らない、美しいダンスを披露しました。
いえ、私は結構、おっことしましたが、彼女は先生でしたから、見事でしたよ。(~_~;)
Oh, those were the days!
ふむ、このフレーズはこういう時にピッタリです。
旧き良き時代を思い出させてくれたHANANOさん、ありがとーー!