自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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言葉あそび

2015-02-14 05:54:23 | 唄と踊り






昔のミュージカルについて書き出すとキリがない……と思っていましたが、
<イモリとヤモリのファンタジー>に関しては、面白いエピソードが満載なので、
少しだけご紹介しましょう。

シナリオのタイトルは

性科学教育付きことばあそびミュージカル

     Astronewts in SFU*

                     *SFU:Science Fictionic Unit


もちろん、私のミュージカルはOriginal Storyですから、職場の真面目な宇宙実験衛星、
フリーフライヤ(英語: Space Flyer Unit、SFU)とは違います。で、正確を期すために、
「SFの」という冠をつけたわけです。

Astronewtという言葉は、宇宙生物部門の山下雅道教授の造語だと思います。
もちろん、Astronautに引っ掛けたものです。

当時、「ことば遊び」という趣味をもった秘書さんが居て、
私も真似事を!と思い、ミュージカルの前口上に「モリ」という言葉を散りばめました。


   ヤモメのジャナサンはヤモメのヤモリ

   子を好み、心に曇りのないオトコ

   お手盛りなんか大嫌い


   家計のきりもり、雨漏り修理、野菜の大盛り料理など、

   何でもできるヤモメのヤモリ、タップダンスが大得意

   ないのは家族のぬくもりだけ……


   手製のパソコン、MIDIのためにメモリを増やし、

   音を出しては一人でハモり、攻めや守りのゲームもバッチリ

   それでも寂しいヤモメのヤモリ


駄洒落(Pan)の面白さは、元になる言葉を知らなければ判りません。
今の時代、『かもめのジョナサン』*(Jonathan Livingston Seagull)を知っている人は
どのくらい居るのでしょうか?

その種にとっては意味のない、<ただの挑戦>に熱中するジョナサンは、
私のやっていることにそっくりだったので、とても親近感を覚えたものです。
いえ、私は<意味があると思う>から、やっていたのですが、
周囲の人(特に家族)は、「もっと家事や子育てで頑張れば良いのにねぇ……」と、
切実に思っていたようです。

いずれにしても、
家事も音楽も何でもできる男性は私の(というより<全ての女性の!>)憧れでした。


* リチャード・バック・著 1970年にアメリカで出版され、
 最初は当時のアメリカのヒッピー文化とあいまって口コミで徐々に広がり、
 1972年6月以降に大ヒット (以上、Wikipediaより)
コメント
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