ロハス・メディカルという雑誌Vol.123(2015/12)に載っていた記事です。
GI値とは、
炭水化物50g相当量の食品を摂取した後2時間以内の
最高血糖値の程度によって、0~100の指数で食をランク付け
したもの(イリノイ大学による定義)
<健康関連研究家>の間では、グリセミック・インデクスとして
知られ、「この値が低い食品が望ましい」と言われています。
GL値とは、
GI値×1食分に含まれる炭水化物の量/100で計算される値
一般に10以下なら「低」、10台は「中」、20以上は「高」という
3段階に分けられる。(ハーバード大学公衆衛生大学院が提唱)
GI値は、私たちが日常的に摂取する食事の量に基づくものではないため
生活実感とは異なる数値となります。身近な果物で具体的に考えると、
ある種のスイカのGI値は72、バナナは62です。
この数字だけ見ると、スイカはバナナに比べて血糖値が上がり易い
ように見えます。ところがGL値で比較すると、同じすいかが4、
バナナは16となり、実際にはバナナの方が血糖値を上げ易いと
わかります。