以下、森メソッドの4種類です。
P.31 1.まっすぐ立つ
2.腹式呼吸
3.胸式呼吸
4.背中呼吸
正しい立ち方は、著者ごとに結構違いがあり、どれが正しいかは
断定できません。正しくても、やり易いように
効果が上がるように伝わらねば意味がないし……
私はバレエで習った、仙骨を垂直に立てて、膝は外に開く立ち方です。
バーレッスン中に、先生が近づいてきて、常に直されます。
毎週やるのだから、「どうだ! 今日は何も言わせないわよ!!」
と、自信たっぷりにプリエ・エクササイズをやっていても、
殆ど必ず直されるくらい、難しいのが、正しい立ち方です。
逆に、分かりやすいのが呼吸法です。
腹式も胸式も背中も、両手を当てておいて、息を出し入れすれば、
本当にその部分が動いているかどうか確認・実感できます。
でも、本を読んだだけでは、多分わからない……と思います。
先生から「背中を開いてね」と言われて、
すぐに「はぁ~い」と出来る人は多くないはず。
「背中? そんなところが開くの? 割れるの? 意味不明!!」
そこで、先生が自分の背中に生徒の両手を持っていき、
実演して、触らせて、やっと分かるわけです。
「呼吸法が大事」は事実ですが、どうやって伝えるか?が大問題。
だから、私たちのようなナビゲータが居て、日夜、伝え方を研究して、
多くの方が、楽しく健康になれるよう、努力しているのです。