読んでいて、「そこまだ言うか~ぁ」って、
顔が赤くなってしまうような表現が溢れ、うぅ~~むと思います。
「でも、そうなのかもなぁ」と思うような文章満載です。
(真似するかどうかは別として)
以下、抜書きメモです。
P.97 戦後、日本人はGHQのいうことを真に受け、
寄生虫は不潔だ「寄生虫は栄養を吸い取り、体に害を与える」と
信じ込みました。日本人誕生以来共生してきた寄生虫を、
GHQの指導を受け、おなかから追い出してしまったのです。
徹底した寄生虫駆除がほぼ終結したのが1960年代の半ば、ここから
アレルギー性疾患の患者がうなぎのぼりに増えていくことになります。
私は、「寄生虫や細菌などを一方的に追放したキレイ社会が
日本人の免疫力を低下させ、アトピーや花粉症などのアレルギー性疾患を
増加させた」という自ら挙げた環境衛生説を証明してみせるために、
(中略)15年にわたり腸でサナダムシを飼い続け、
寄生虫が免疫にどう関与しているのか調査し続けています。