自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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「欧米に寝たきり老人はいない」 9

2016-05-04 06:59:14 | 図書メモ


いよいよ、まとめに近づきました。

P.174 欧米豪6ヵ国の終末期医療の現場を見て

   なぜ、日本では寝たきり老人が多いのか


P.175 第一の理由は、生き方の違いが死に方の違いを反映していること
   アメリカの高齢者コミュニティに住む人と、我が国の高齢者とでは、
   老後の暮らしぶりが大きく違っていました。

   (中略)「アメリカは元気の良さが跳びぬけて良い」とありました。


   日本では、退職した後に「さあこれから遊ぶぞ!」と積極的に人生を楽しむ人は
   そう多くないと思います。高齢者だけのレジャー施設もありません。

   これまでの高齢者はどちらかというと、
   若い人に遠慮して、ひっそりと暮らしていました。
   「老いては子に従え」と、
   暮らし方や医療の内容まで子供の意見に従う人がいます。

   それに比べ、欧米の人は
   「人生は楽しむためにある」
   「ベッドの上で、点滴で生きていて、何の意味があるのか」
   「楽しいとかうれしいとかがわからなくなってしまっては、生きていても仕方ない」

   と、はっきり言います。

   そのため、経管栄養などで延命されることなく、思い切りよく死んでいきます。
   生き方の違いが、死に方の違いに表れているのではないでしょうか。

はっきり言えるのは、
「私は昔から、欧米風の考え方で生きている」ことです。
だから、色々な人から
「貴女は日本人じゃないわ」「宇宙人」「新人類」・・・・・

生き難かったはずです。
過去は、確かに<あまりに異端>でした。
では将来は?? 

私の周囲には、似たような人が増えつつあります。
また、「<私のような異端>が羨ましくて、真似したい」という友人も増えつつあります。
私の役目は、
「自分が生きたいように生きられる社会をつくることです。

そして、医療費や介護保険費の増大が日本の将来を絶望的なものにしないよう、
どこかが歪んでいる状態を治したい、そのお手伝いをしたい」のです。
コメント
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