
なんだか美容法に走っているかに見えるかもしれませんが、
「侮るなかれ、美容法!」で、結構イイことが書いてあります。
一番、興味を引いた言葉は、
p.18 骨にへばりついて体の動きをじゃまし、脂肪をつきやすくする老廃物
その名も瘢痕
おぉ~、つい最近学んだばかりの「関節周辺に溜まるコラーゲン」に酷似。
p.19 瘢痕とは医学用語では”ケガやヤケドなどの後にできるきずあと”と
説明されている。
瘢痕がつくのは、体の表面の皮膚だけではなく、関節や骨に負荷がかかる
ような打撲やねんざなどのケガ、さらに日常生活で悪い姿勢を長年続けた
結果、骨や関節まわりにも、瘢痕はついてしまいます。
ここにへばりついた瘢痕は、関節や筋肉の動き、血液やリンパの流れを
阻害して脂肪をつきやすくする、いわば体の奥にたまった老廃物。
これを取ることで、血液やリンパ液の循環を促し、代謝のよい
やせやすい体をつくるのが「骨磨き」です。
骨に老廃物がたまると、骨の連結部である関節の可動域が狭まる。
そこに繋がっている筋肉の動きも悪化。筋肉中に老廃物が溜まって硬くなる。
さらに筋肉の上に脂肪がつき、その脂肪がどんどん大きくなって
セルライトになり、みるみる太く広がった体型に。
自力整体でも関節や筋膜はほぐせますが、筋肉に入り込んだ脂肪(セルライト)は、
なかなか取れません。(←特に二の腕の振袖が)リンパマッサージの友人は、
「ダメだよ。自分でせっせとほぐさなきゃ~。溜まる一方だよ!」と。
で、最近は私もせっせとセルフマッサージをしています。
二の腕はなかなか効果を実感できませんが、顎の下のブルドッグラインは、
少しましになったような気がします。横腰のくびれ作りもイイみたい。
自力整体では絶対に出てこないマッサージですが、簡単なので
生徒さんたちは大喜びで、さすっています。
身体に溜まった脂肪が、即・出てってくれるわけではないのですが、
流れができることと、「くびれの形状記憶」ができるせいと、
リズミカルに手を動かすことで体操にもなるので、自然と笑顔になる・・・・
この本に出てくる施術全部ではないですが、
私は、「癖になりそー」という実技を4つだけは、毎日実行しています。