2年も前の本ですが、「ファットアダプト食事法」という
名前は、私の周囲では殆ど聞こえていませんでした。
「糖質制限」の改良版のような感じで、
理論が際立って目新しいわけでないからかも?
まずは、言葉の定義を確認。
p.13 ファットアダプト食事法とは:
脂質(ファット)をエネルギー源として
上手に使えるファット・アダプテーション
(=脂質適応状態)になるための食事法。
う~む。難しい。
糖質の摂取をコントロールして血糖値の乱高下を抑え、
良質のたんぱく質と脂質を積極的に摂るのだ。
う~ん。似たようなことは色々聞いてきているけど、
どう違うの?というのが分かり難いです。
そのメリットは、
p.28 筋肉の質が変わり、故障が減る
細胞膜(細胞内にエネルギーを取り込んだり、
細胞内外の情報の伝達を助けたりする)を
作っているのは脂質。
カラダを作るのは基本的にはたんぱく質なのだが、
細胞膜はたんぱく質と脂質が一体化した膜で、
(中略)良質なアブラを意識して摂るようになると、
細胞膜の脂質も良質なものに置き換えられ、
それで細胞膜の機能が高まり、
筋肉の弾力や柔軟性が向上するというメリットが得られる