自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

人は「骨盤」から健康になる   中村孝弘・著   2013/1

2021-10-10 05:23:19 | 健康法


これも結構古い本なので、以前に読んだと思うし、
ブログでも紹介したかもしれません。

でも、再度読み返してみると、色々新しい発見が。
再読のきっかけは<Stanford式IAP>を学んだことで、
これを「へぇ~、目新しい言葉!」と思ったのですが、

バレエ整体にも、他の本にも登場していたし、
表現は違っても、「身体を使う人たちには、当たり前の態勢」。
   <腹腔内圧を高める>のは、
男の子なら、小さい頃のキャッチボールやサッカーで、
女の子なら、私の頃なら毬付きとか、ゴム跳びで、
そして体育の授業で跳び箱や逆上がりをするときにやっていたのです。

ただ、「骨盤を立てる」という動作は、バレリーナでさえ
出来ていない場合があり、私も教室で頻繁に直されました。
今だって、リラックスしてお喋りなどしていれば、すっぽ抜けています。

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p.53 足の親指側に重心をかけた体重は、ボーゲンと同じ状態で、
   前に進む力をおさえる方向に体を使っている
   
   これで歩いたり走ったりしたら、たちまち疲れてしまうし、
   股関節が動かないので、あちこちに故障が出てくる

著者の主張は、「骨盤を起こすだけでは不十分で、
   股関節をスムーズに動かすためには、
   足の親指側に体重をかけるクセを直すことが必要

山でよく見かける「へっぴり腰姿勢」、かつては私も・・・・・
膝が痛む時、「膝に負担をかけまいとして親指で踏ん張りがち」。
これは
下りながらブレーキをかけているのと同じで、速度が極端に遅くなり、
結果的に長時間痛めつけることになり、また遅くなる・・・・

でも、痛む膝を無視して「駆け降りる」ことは無理ですから、
骨盤を立てて、骨格が左右対称に近づくまで努力して、
傷んだパーツ(私の場合は腸脛靭帯)が回復するまで待つことが
必要でした。

あと少しで百名山踏破!という時点では、とても焦りましたが、
 ●傷めてしまったら、ある程度時間がかかるのは仕方ない。
 ●山に行けない期間は別の勉強をするチャンスと捉える
 
私の場合は、自力整体に巡り合い、心身ともに
膝痛当時よりずっと健康になり、今の仕事に繋がったので、
膝痛に感謝!です。

ただ、自力整体に安住していると、浮指になったりするので、
p.73~の足指握り、タオルつかみ等は必要だと思いました。
コメント
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