毒素が「たまらない体」「出せる体」にするためには?
著者のクリニックを訪れる患者さんの多くが
副腎が疲れていることが多いそうです。
p.35 副腎とは何でしょうか。
副腎は、腎臓と同じように左右2つあり、
腎臓のすぐ上にちょこんと乗っかるような形で
存在しています。大きさはクルミほどの小さな
臓器ですが、その働きは生命そのものに関わって
いると言っても過言ではない
副腎は、「ホルモン」を生産・分泌している内分泌官
です。そのホルモンの数は、実に50種類以上!
ホルモンを生産、分泌する内分泌官は、副腎の他にも
甲状腺、卵巣や精巣、すい臓、脳にある下垂体や
松果体などがあります。副腎はその中でも、ホルモン
分泌の土台となっています。
土台である副腎が崩れれば、全身のホルモンが総崩れに
なってしまうほどの重要な臓器です。小さな臓器ですが、
担っている役割はとてつもなく大きいのです。
その副腎が「疲れきって」いる人が増えています。
なぜ副腎が疲れてしまうのかは、専門的な解説が続くので、
途中を省略します。
p.40 日常的にストレスがあると、副腎がそれに対応しようと
コルチゾールをどんどん分泌して、その量が増加。
コルチゾールの量が増えると、そのこと自体が海馬を
傷つけ、「記憶する」という最も大切な機能を落として
しまうため、認知機能が低下してしまうのです。
その結果、現れる症状が、腸トラブル(リーキーガット)や
脳漏れ(リーキーブレイン)だそうです。
それらを引き起こす犯人は?明日以降に。