我が家も終活を考える時期となり、研究を始めています。
上記の本は芸能人カップルの対談集なので、参考には
ならないだろうなぁ、と思って読んでみたのですが、
結構面白く、参考になる点がたくさんありました。
彬氏談
p.109 「どうしたら夫婦ふたり、少しでも居心地よく
過ごせるか----」。志乃のすべての基準がここに
ある。
p.114 私(志乃)はおおらかなわけでも、できた妻な
わけでもなく、二人しかいないのに、
居づらい状態で生活するのが単純にいやなだけ。
結局、自分のためにやっていると思っているので、
日々の暮らしはストレスではありません。
確かに、スタート時はお互いに愛し合って、居心地よく!と、
心を砕き合っていくのが夫婦です。それが、共働きで、保育園の
保護者会だの遠足の付き添いだの、授業参観などの雑用が増える
につれ、<夫婦のどちらが休暇を取るか?>の戦いになります。
50年近く前の授業参観なんて、殆どが専業主婦ばかりだったので、
夫が出たら「本当に、奇異の目で見られるんだぞ」というのも
分かります。で、仕方なく殆ど私が休暇をとり、夫婦喧嘩の種に
なったものです。
でも、今は子育ても勤めも卒業したのですから、喧嘩する理由は
ないのです。残り少ない「夫婦の時間」を揉め事で浪費するのは
やめよう!と思えたことが、この本を読んだことの収穫です。