自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

老いの品格   7  変節と付和雷同の違い

2023-03-17 05:37:14 | 生き方


p.153 この国のよくないところは、
   いったん始めたことを変えられないことです。
   
   金融緩和と財政出動で景気をよくするという理論
   自体はまちがっていなくても、現実としてアベノミクスが
   うまくいかないのなら、どんどん変えていけば良かったのです。
   変えていくうちに、景気がよくなったかもしれません。

   何にしても、うまくいかなければ、作戦を変えるのは
   当然のこと
です。


p.154 自分の信念であれ、絶対にこれだと思ったやり方や
   考え方であれ、うまくいかなかったら変えてみる
   というのは、何も悪いことではありません。

   ただ、変節と付和雷同は違うということです。

   変節は、自分の説をもっていて、そこから別の説に
   乗り換えることですが、付和雷同は他人の説に同調すること
   なので、そこに自分の信念はありません。

   (中略)変節といわれることを恐れる必要はないし、
   むしろ考え方を頑なに変えない高齢者は
   頑固老人以外の何ものでもありません。

   「前はそう思っていたけど、長く生きているうちに
    やっぱりそれは違うと気付いたんだよ」と言える清々しさは
   とても魅力的だと思います。

わかってます。今の私は、割と自信を持って信念を貫いています。
でも、いつの間にか変貌してしまうのが高齢者の足取りと信念??
実は私の周囲の何人かには
「もぉ、頑固過ぎるわよっ! 付き合いたくない!」と思っています。
でも、いつの間にか自分も、そのように見なされて友達が減っていく?

この辺が、人生の難しいところですね。
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする