自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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ポリアモリー その4  哲学の大切さ

2024-08-17 05:29:51 | 生き方

上の図は国際バカロレアの説明に登場する10個の資質です。

https://www.edubal.net/ibdiploma/

 

ポリアモリーの議論(まとめ)からは少し外れてしまいますが、

「生き方の多様性を認め、正直に議論し、向き合う」という点では同じ。

ところが多くの日本人は、競争を生き抜く知恵と金儲けの教育は受けても、

生き方・人生哲学を深く学んできていないような気がします。

 

それらは「各自でたくさんの本を読んでゲットするものだ」と言われていますが、

欧米のように、大学入学資格試験に全人的な教養が含まれていれば、

もう少し違ってくるのではないか?と、私は思っています。

 

しかも、日本では大学進学先を決める際、「私立か国立か」を選ぶだけで、

勉強する範囲がさらに大きく減ってしまいます。例えば国公立受験の場合は

共通テストで、国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語の6教科、

多くの大学が5教科以上を課しているそうです。

 

ところが私立大の一般選抜は、3教科が基本

文系学部では英語、国語のほか地歴・公民や数学から1科目選択、

理系学部では英語、数学、理科というパターンが一般的。

だそうです。

 

当然のことながら(?)多くの高校生が「教科数の少ない私学」を選び

自分が受験しない科目は見事に切り捨ててしまうようです。

(少なくとも私の時代は、そうでした。)

で、人間の資質として重要な、哲学や芸術に親しむ機会を失ってしまう・・・・・

ま、受験勉強と「親しむレベル」には隔たりがあるかもしれませんが、

少なくとも、若い時期に、その概要に触れる体験はするわけです。

 

良いモノに接すれば、より深く知りたくなって本を読んだり、

体験しに行ったりすることでしょう。だから、教科は多いほど良い?

ポリアモリーに戻って考えると、

多くの人と接し、学び合い、色々な愛し方を経験することは

人間の成長にとって素晴らしいことなので、積極的に取り組みたいものです。

 

 

 

コメント
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