8/6に少しご紹介したポリアモリーという言葉。
日本ではまだ市民権を得ていないと思います。
私は昔、職場にいたフランス人技術者からその概念を聴き、
「なぁ~んて男性に都合のよい考え方!」と仰天した覚えが。
でも、現在は違います。
その理由を書いていきますが、その前に言葉の説明が必要そうです。
①ポリアモリーとは (表紙裏より)
本気で複数の人を愛するというライフスタイル。
不倫とも浮気とも違う、誠実な愛のかたち
②モノガミー (ウィキペディア)
恋愛や結婚において特定の1人とパートナーシップを結ぶことを指す。
一夫一妻制や単婚とも表現される。世間一般的には、
異性同士が一対一で結婚する考え方として知られている。
モノガミーの対義語はポリガミー(一夫多妻制)で、複数の配偶者を
持つことを指す。ポリガミーはイスラーム圏の国々で多く見られるが、
少数民族では一妻多夫制度が採られている場合もある。
*****************
日本社会の建前は②のモノガミー社会のようです。
が、、、実態(本音?)は浮気や不倫が蔓延しているらしい・・・・・です。
そういう社会状況にあって、ポリアモリーという新しい概念は、
私にとって、とても分かりやすい生き方に見えます。
曲解されやすく、攻撃も多いと思うので、順序だてて
本書の内容を紹介していきましょう。
まずはポリアモリーたちの本質的な関係
p.28 ポリアモリーは「あなた以外に愛する人がいます(愛する人が現れる
可能性もあります)とパートナーに告白することから始まる愛とも言える。
ポリアモリー実践者は愛する人に嘘をつくべきではないと考える。
むしろ、大切な存在だからこそ、他の人を愛している状況すなわち
「ありのままの自分」を伝えたい。そしてパートナーにもそうであって
ほしいという。このような考えや願望がポリアモリーの条件である
「オープン(開かれた関係)」の根底にあるのである。
p.29 身体的・感情的に深く関わり合う持続的な関係
オープンな複数愛であるポリアモリーを、性的な関係を
複数の人と持つことへの言い訳と考える人もいるかもしれない。
ポリアモリー実践者が「感情的な繋がり」を強調するのは、自分たちが
単に性的な関係を目的としているわけではない点を主張するためである、
ポリアモリー実践者は、パートナーを交換してセックスをする
スワッピンググループと自分たちを差別化している。
ポリアモリーとは、
あくまで自分の愛する特定の複数の人と親密な関係を築くことであり、
そこでは持続的な関係が目指されている。実際複数のパートナーと
共に家族を形成するポリアモリー実践者は少なくない
*****************
私がこの考え方に好感を持つ理由は、
①これを実践するには
「感情的にも、経済的にも、独立していなければならない」からです。
経済的に相手に依存していたら、相手が他者のために散財することが
自分の将来(老後?)を脅かすので、非常に苦痛だと思うのです。
②人間の出会いのチャンスは星の数ほどあるのだから、若い時に大恋愛の末、
結ばれたカップルでも、その後に別の理想の人と巡り会う可能性がある。
その時に、最初のパートナーも2番目の相手も「両方好き」なら、つまり、
性的にも感情的にも好感度大で、尊敬し合える状態が持続しているなら
そして、関係者全員のコンセンサスが得られるなら、
複数の人々が愛し合い、高め合い、成長できるポリアモリーって素晴らしい
と思うのです。