昨日、「体操の虫がウズウズ」という文章をかきました。
人は生まれつき「体操なんて大嫌い。○○なら好き!」とか、その
正反対の人もいますし、成長するにつれ、変化もすることでしょう。
私は小学生時代は六甲山の岩山を駆け巡り、大阪湾で泳ぎまくり、父が
余暇にテニスコートでプレーする横でボールを拾って遊んでいました。
その頃は誰に教わるでもなく、倒立や側転には自己流で挑戦していました。
この頃に体操教室に入れてもらっていれば、ちょっとはモノになっていたかも?
でも近所にそんな教室は存在せず、中学生時代の興味はバレーボール。
高校時代は当時流行り始めたギター弾き語りへ。秘書として大学で働き、
平凡な職場結婚・保育所運動・学童保育クラブ設立運動などで忙しく
体操なんて全く忘れていました。
でもでも、「体操の虫」はしっかりと私の中に住みついていたのです。
モントリオール五輪に「妖精のようなコマネチ」が登場して、
夢のような演技を繰り広げたとき、私の目から涙がこぼれ落ちました。
「私がやりたかったのは、これよ!」
次男を出産してから1年も経っておらず、太目のママでしたが、
急遽、小型のマットを購入し、やみくもに前転・後転・倒立前転など
自己流で始めました。この話は以前にもご紹介したので省きますが、
「大人になってからの器械体操」は無理で危険だし、
実際に前方展開という技の着地で腰を傷めたので泣く泣くGive up。
ま、「体操が好きだ!」ということを自覚したので勉強を続け、現在は
高齢者に「身体を動かす大切さ・歓び」を伝えることを仕事にしています。
そしてパリ五輪を機に、またしても体操教室に近づきつつある私。
どういう展開になるかは分かりませんが、
若い世代の智恵を貰い、コラボレーションができて、
世の中の改善に少しでも役に立てればイイな・・・・・と思っています。