2日目は「上高地散策」となっていて、私はむしろこっちが目当てでした。
ところが、、、前夜の花火が9時に終わって、上諏訪から松本までの特急に乗るのが
目茶大変(想像を絶する人波)。カプセルホテルで眠りについたのは夜中の12時半。
夜は9時に寝て、朝5時に起きる私の生活習慣とは、もちろん合わないし、
他の人たちも、「早起きして上高地に向かう」なんて状態ではありません。
そして、この会の特徴(?)として、「エキストラにかかった費用を計算して
立て替えてくれている人たちに適宜、支払う」という作業が、とても長いのです。
細かい計算だし、間違っちゃ困るので慎重になるし、、、で貴重な時間を
駐車場とかコンビニの前で1~2時間も費やしてしまうのです。その後、
沢渡からタクシーに分乗して上高地に入り、河童橋で記念写真を撮ったのは既に2時。
4時には沢渡に戻りましょう・・・・・というプランでは、明神池までも行きつけず、
本当にプラプラして、ソフトクリームを食べるくらいしかできませんでした。
河童橋から見える穂高連峰に、夫と一緒に元気に登ったのはほんの数年前。
コロナ禍の3年間は二人で富士五湖周辺でトレーニング登山を続けていました。
そのコロナが治まり、やっと「モンゴルにでも行ってみよか?」と言っていたのに
あっという間に夫は帰らぬ人に。
大正池は単なる川になってしまい、私の脚力も落ちて、全てが様変わり。
それを嘆いていても仕方ないので、新しい出逢いを楽しんでいるのですが、
こんな懐かしい場所に行くと、50年以上苦楽を共にした夫婦の思い出が沸々。
嫌なこともいっぱいあったけれど、良いこともいっぱい・・・・・
こんな風に思える状態を「シアワセ」というのでしょうか?