自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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少食を愉しむ  3  フードプログラミング

2023-05-24 07:57:28 | 健康法


フードプログラミングとは、
p.66 その目的は、私たちが食べ物に対して取っていた
   お決まりの態度を忘れることを、
   無意識領域に働きかけるというもの。

   例えば「皿の中のものは残さない」
   「食べ物は無駄にしない」というような、
   子どもの頃に家庭環境の中で培われてきた習慣等がそう。

   あるいは、「後で空腹感を覚えるのが怖いから食べ過ぎる」
   という理論を展開することも同じです。

p.67 このテクニックは(上手に扱えば)、例えば
   「好きなように食べる、でもその量は控えめに」
   というようなもの。

   このテクニックは、自分の身体の声を聴くことも
   教えてくれます。身体の声が「はい、そことストップ。
   あなたはもう十分食べました。」と知らせてくれるように
   なります。

   そして、よりヘルシーな食べ物に惹かれるような感覚も
   味わわせてくれるのです。

p.68 ある日突然、あなたは目的に向けて行動を起こす自分自身を
   見つけるのです。体重を落とすことの難儀さをイメージする
   のではなく、例えば、それから得られる利得のほうに
   考えが自然に向いていくようになるのです。

私は年齢のせい(=顎関節症になったり、体力が落ちてきたり)で、
「ある日突然」ではなく、「徐々に」この境地になりました。
ある程度若い時代は、食欲の方が勝っていて、スタイルなんて
どうでもイイや!と思っていたのを、懐かしく思い出します。

なので、著者は「早くこの境地に到達したい人は、
専門家(例えば、カウンセラーとかアドバイザー)の助けを借りたり、
自分でフードプログラミングの努力をし、視覚化することを
勧めています。

私の場合、周囲にスリムな友人が出現した影響も大でした。
明らかに自分と違う思考法・食べ方・動き方にショックを受け、
それが奇異に映らず(=嫌でなく)、
「へぇ~、こんな暮らし方が、この姿に繋がっているのねぇ~」
と、感心したものです。

つまり、環境が大事?!?
ニワトリが先か卵が先か分かりませんが、何かのきっかけで
食欲は収まり、正しい方向に動き始めるのだと思います。
願わくば、その時期が「遅きに失する」のでなく、
病気になる前に起こりますよう!

こういうと、教室の生徒さんたちは、真顔で頷いてくれ、
一生懸命、行動してくれます。
問題は、「家族を含め、とても親しい同世代の人たち」
こんなに近くにいて、何でも言い合えるはずなのに、何故?


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