フードプログラミングとは、
p.66 その目的は、私たちが食べ物に対して取っていた
お決まりの態度を忘れることを、
無意識領域に働きかけるというもの。
例えば「皿の中のものは残さない」
「食べ物は無駄にしない」というような、
子どもの頃に家庭環境の中で培われてきた習慣等がそう。
あるいは、「後で空腹感を覚えるのが怖いから食べ過ぎる」
という理論を展開することも同じです。
p.67 このテクニックは(上手に扱えば)、例えば
「好きなように食べる、でもその量は控えめに」
というようなもの。
このテクニックは、自分の身体の声を聴くことも
教えてくれます。身体の声が「はい、そことストップ。
あなたはもう十分食べました。」と知らせてくれるように
なります。
そして、よりヘルシーな食べ物に惹かれるような感覚も
味わわせてくれるのです。
p.68 ある日突然、あなたは目的に向けて行動を起こす自分自身を
見つけるのです。体重を落とすことの難儀さをイメージする
のではなく、例えば、それから得られる利得のほうに
考えが自然に向いていくようになるのです。
私は年齢のせい(=顎関節症になったり、体力が落ちてきたり)で、
「ある日突然」ではなく、「徐々に」この境地になりました。
ある程度若い時代は、食欲の方が勝っていて、スタイルなんて
どうでもイイや!と思っていたのを、懐かしく思い出します。
なので、著者は「早くこの境地に到達したい人は、
専門家(例えば、カウンセラーとかアドバイザー)の助けを借りたり、
自分でフードプログラミングの努力をし、視覚化することを
勧めています。
私の場合、周囲にスリムな友人が出現した影響も大でした。
明らかに自分と違う思考法・食べ方・動き方にショックを受け、
それが奇異に映らず(=嫌でなく)、
「へぇ~、こんな暮らし方が、この姿に繋がっているのねぇ~」
と、感心したものです。
つまり、環境が大事?!?
ニワトリが先か卵が先か分かりませんが、何かのきっかけで
食欲は収まり、正しい方向に動き始めるのだと思います。
願わくば、その時期が「遅きに失する」のでなく、
病気になる前に起こりますよう!
こういうと、教室の生徒さんたちは、真顔で頷いてくれ、
一生懸命、行動してくれます。
問題は、「家族を含め、とても親しい同世代の人たち」
こんなに近くにいて、何でも言い合えるはずなのに、何故?
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