写真は夫のライフ・ワーク、富士山と月・星・太陽シリーズです。
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正確なタイトルは
「薬剤師の私が実践する 薬に頼らず健康に暮らす 27の習慣」です。
宇田川久美子・著 安保徹・監修 2013/9
この本を書店で見たとき、
?? 27? 47-20 ? 48っていうのもあったっけ……
ま、数字流行りの昨今ね、という感じで、とにかく読んでみることに。
著者は、<せっかくの資格を、その専門分野で活かさず、(白衣を脱ぎ)>
<自分の魂の声にしたがって、新しい勉強をされ、事業展開をされて、>
<偉いですね~、頑張って!>と思いました。
生活習慣病はもちろん、原因不明の奇病・アレルギー・難病が溢れる昨今、
医師が処方する薬だけで治る病気は限られています。
彼女は問題を凝視し、
現代の医療問題、薬害の歴史など、多岐にわたって勉強し、
新しい人生を切り拓きました。
P.42 私は白衣を脱ぎ捨て、「薬を使わない薬剤師」となるべく、行動を開始。
46歳のとき、一念発起してアメリカの大学に留学、
栄養学や食事療法の勉強をし直して、日本に帰国後、
栄養学の博士号をとりました。
これだけでも、大したものだと思うのですが、
帰国後、デューク更家氏の弟子になり、Walking Stylistの資格をとり……
ということで、
やっぱり、本物の健康を手にするためには、
食べること(整食法)とともに、Walkingを含む、身体のコントロール(整体)が必要で、
心への言及も欠かせませんネ、と同感した次第です。
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以下の内容は、色々な人が色々な切り口で紹介しています。
「タラレバ症候群」を諌める言葉ですが、
海にいる魚を例にとる表現は初めて目にしました。
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P.197 「言霊」を大切にする
言葉の海では、3匹の魚が泳いでいるといいます。
それは「タイ」と「タラ」と「マス」。
その中で いちばんいい魚は 「マス」です。
「私はお金持ちになりタイ」と願いを口にしているだけではダメで、
「私に運があっタラ」と夢想しているばかりでもダメで、
「私は幸せになりマス」と、主体性を持って口にすることが大切だ、というわけです。
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P.197 最近の脳科学によると、
「脳は主語を認識できないという性質を持っている」そうです。
主語を理解できないので、自分が発した言葉のすべてを
「自分のこと」としてとらえてしまうというのです。
だ・か・ら、
常に「私は○○をします!」と、主体性を持って口にすることが大切!と、私も思います。