自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

美竹でのミュージカル

2013-11-18 05:40:06 | 唄と踊り


11/16は渋谷区のコミュニティ・センターでタップダンスの発表会があり、
招待公演として、ミュージカル「希望 ~猫たちの挑戦~」を上演しました。

今年4月の自主公演は「夢 ~猫たちの春~」(20分間)を上演しましたが、
その後は来年春に向けて、震災支援物語「希望」の完成に力を注いできました。
それを8月のトマト・フェスタ、10月の大田区芸術祭で上演し、
この11月で集大成、三回目の上演になったわけです。

このシナリオは、2011年春,震災のすぐ後に初演したものですが、
その時のビデオを見ると「なんと稚拙なステージであったことよ!」と、
顔が赤くなるほどです。

あの頃は、知り合ったばかりの、フレッシュ・メンバーで、
とにかく台詞を覚え、アリアは各人任せで、必死でワヤワヤと動いていました。
結果、バレリーナのTAEKOさんだけは美しく、意味のある動きをしていましたが、
他の人たちは姿勢も目線も、全然定まらず、素人の学芸会そのものです。

ま、それでも一生懸命やったことは確かで、充足感はありました。
その後2年間、TAEKOさんが各人の動きを徹底的に個人レッスンで叩き込んでくれ、
絵コンテも作ってくれるようになり、、練習を重ねるほどに、
自分の役どころ(立ち位置)が理解でき、歌にも余裕が出ました。

上の写真はOpening:天上界の天使たちが、被災した猫たちに明るく歌いかける場面。

   曲はMozart「フィガロの結婚」の<手紙の二重唱を替え歌にしたもの>
           その中間に同じくフィガロからの<Voy che sapete>を挿入

下は、津波で何もかもなくしたトマト農家夫婦が悲嘆にくれながら歌うアリア
Mozart「魔笛」より<"Bei Mannern, welche Liebe fühlen" >の替え歌

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社交ダンス

2013-11-17 17:35:27 | 唄と踊り


暮れが近いので、「今年の十大ニュース」というほどではありませんが、

今年初めて体験したことや、料理について記録しておきます。

**************************************
まずは、「新老人」の会の<社交ダンス>


学生時代(50年近く前)、三ヶ月程度習いはしたものの、
タンゴは最初から諦めていたし、若者のパーティー用途でしかなかったので、
今、まともなダンス・パーティーに行っても何の役にも立たないのです。

「新老人」の会なら、安い会費で教えていただけそうなので通い始めました。
場所は渋谷駅から3分程度の便利な場所にあるダンス・スタジオ。
月に2回、立派なプロの先生が、分り易く教えてくださいます。

生徒は女性7~8人と男性が1人。
「待ち時間が長そうだわ~」と思いきや、

短いフレーズを少しずつ、交代しながら踊るし、
他の人が踊っている間も、シャドウで動くので、退屈はしません。

****************
面白いことに(腹立たしくもあるのですが)、女性は自分から動いてはいけなくて、
完全に男性にコントロールされて踊るのです。

先生曰く、
「女性は、力まずに、ただ立っているだけで良いのです。
 本を読んだり、自分で勉強する必要はありません。しない方が良いのです!
 ただただ、男性の合図に従って動けば良いのです。」


なるほど、
先生と組んで踊るときは、何故か、チャチャチャっと動かされて、収まります。
が、生徒さんの男性と組むと、何故か、上手くいかない……ことが多いのです。

ま、そこがプロのプロたる所以でしょう。
踊っているときは、何となく楽しくて、何時間でも踊れるような気になります。



****************
この数年、嶺町文化センターで<基礎バレエ>(適当なオバサン・バレエ)を
月に2回ほど習ってきましたが、こちらは常に緊張を強いられるので、
踊る楽しさは殆どありません。殆ど<拷問か?>と思うような動きです。

じゃあ何故、続けているか?っていうと、

自分の体が矯正されて、動き易く、踊り易くなっていくのが分るからです。
「自力整体」でも、姿勢が良くなるのですが、バレエは格別です。
バレエの基礎が少しは理解できている(←体は出来ていなくても)ので、
肩甲骨の畳み方が分り、背筋が伸びる快感を味わえます。

拷問のようなバレエを、しぶとく続けていて良かった…と、思います。
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「医療否定本」に殺される? ⑧

2013-11-16 05:55:16 | 図書メモ


P.204 医療はすべて延命治療
P.205 病院は、基本的には病気を治すところであり、

   「生きている質(いわゆる生の尊厳)よりも、

   「長く生かす」ことが優先されます。


   また、救急車を呼ぶということは、

   「蘇生措置も救命処置も、しっかりお願いします!」という意思表示なのです。


(中略)  

   在宅なら、まず、訪問看護士や在宅医に電話して相談してください。

   「最後まで自宅で」と決めていても、

   慌てた誰かが、よく救急車を呼んでしまうものです。

   
   決して慌てないことも、在宅での平穏死に必要なことです。





P.210 「尊厳死」と「平穏死」と「自然死」   

   「尊厳死」とは、日本では「平穏死」「自然死」と同じ意味です。


P.211 一方、海外では、尊厳死(Death with dignity)とは、

   (Phisician-assisted death)「医者が介助する死」を指します。


   これって日本では 「安楽死」 ですよね。  

   言葉の定義の間違いが原因となって、尊厳死が誤解されています。


   そのため、尊厳死と安楽死を医者もよく混同しています。


   では、日本で言う尊厳死(平穏死)を英語ではなんと言うのかというと、

   言葉はありません。

   世界では当たり前のことなので、わざわざそんな言葉はないのです。


つまり、日本は世界でも稀な、「治療攻めの果ての、疲労死??」そして医療費の増大?!



P.211に、ベネルクス3国、スイス、アメリカのワシントン州などの安楽死」が

法律上、認められていることや、具体的な内容が紹介されています。


こういう事実も学びながら、親の背中や看取り方を見て、私たちは自分自身の死に方を、、

後世に莫大な医療費の赤字を残すこと無いよう、よく考えて逝かねばなりません。



P.215 平穏死とは、亡くなる瞬間のことではなく、死ぬまでの時間、

   死んでからの時間も含めた一連のプロセスを指します。


   「平穏生」の先に「平穏死」があります。



P.215 「どうして病院や施設で平穏死できないのか?」という最大の理由は、

   「待てないからだ」と思い至りました。

   (中略)

   終末期には「待つこと」こそが大切ではないでしょうか。

    待つこととは、寄り添うこと。医者も家族も介護職、

   しっかり待ち、そして、待ちながら、どう過ごすかを考えます。


   
この辺は、「がん治療に関する論争」から完全に離れてしまうため、
あれ? 何がテーマの本だっけ??という気もします。
が、今話題になっている終末医療や医療費増大に関する勉強にはなりました。

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「医療否定本」に殺される? ⑦

2013-11-14 05:50:09 | 図書メモ


P.187 第6章 「尊厳生」を全うする秘訣

この章から具体的な「逝きかた」が紹介されています。


P.198 最後は自宅でゆっくり過ごしたい、と希望される方は少なくありません。

   ただ一方で、「本当に家で大丈夫なのだろうか?」と不安に思う人も

   多いでしょう。なかには、「状態がもっとよくなってから家に帰りましょう」

   「今は状態が悪すぎて、家には帰せません」など、病院の主治医から

   ストップがかかることもあります。


   でも、相性のいいかかりつけ医がいれば、

   「状態が悪いからこそ自宅で」という選択肢もあります。(中略)


   「家で過ごしたい」と決めたなら、思い切って退院する勇気も必要です。



母が住む高齢者専用マンションで、母や友人たちの様子をみていると、

<往診・看取り>をしてくれるお医者さん探しで全員苦労しています。

著者のお薦めは、

P.199 元気なうちから、近所で評判のよいクリニックを、

   風をひいたときなどに外来受診すること。



   医者と患者の関係は、何より相性が大切ですから、

   実際に有ってから決めるのがよいと思います。

   また、できるだけ家から近いほうが安心です。

   さらに、看取りの実績がある医療機関を探してください。


長尾医師は、在宅療養・最期を迎える準備として、

1.往診してくれるかかりつけ医を探す。

2.介護保険の準備を行い、ケアマネジャーを探す。

何事も、決心して、行動を起こしてみることが重要なようです。


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「医療否定本」に殺される? ⑥

2013-11-13 08:44:31 | 図書メモ


第5章 今日からできる暮らしの見直し

   真実34 生活習慣病は老化現象ではない

   真実35 がんも認知症も、生活習慣病があるとなりやすい

   真実36 「脂っこいもの好き」はやっぱり危険

   真実37 適度な飲酒、適度な刺激が長寿につながる


   真実38 現代人は「空腹」の時間帯がない  

      -週末断食、プチ断食の勧め

この項に限り、著者はフツーのお医者さんと違う見解を述べています。
「フツー」というのは、

厚生労働省ご推奨の、「3食バランスよく、規則正しく」の食事法です。


でも、102才の日野原先生を筆頭に、少食推奨派で健康的なドクターは

たくさん見受けます。

私は、こちらサイド。自分の食欲に忠実に、少食の暮らしをしていれば、

体が軽く、自由に動けて、エネルギーも沸々と湧いてきます。



こういうことを検証して、自分の食べ方と体調を常に観察し、

「既成の概念に縛られないようにしましょうネ!」というのが自力整体です。


   



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「医療否定本」に殺される? ⑤

2013-11-11 05:48:54 | 図書メモ


P.102 真実21 「がん 幹細胞療法」への時代へ

P.103  がん幹細胞は、親分として、子分たちに

    「お前ら、勝手に暴れるなよ!」と命令を出しています。

    その間は、子分たちは、その命令に従ってじっとしています。


以下、本文に忠実に書き写しておきます。


P.103 もしその親分が、手術でしょっ引かれたら?

   親分の命令でおとなしくしていた子分たちが、ここぞとばかりに反乱をおこすことがあるのです。

   これまで抑圧されていた反動でしょうか。あるいは、親分をしょっ引かれた復讐かもしれません。

   (中略)P.104経験のある外科医は、

   こうした現象を「がんが暴れる」という表現をします。


以下、がん研究の最前線らしいので、メモしておきます。

P.105 この親分を特定する研究は、今まさに進められていて、ようやくいくつかのがんで、

   「親分はコイツだ!」と見分けられるようになってきたところです。


   もう一つ、やっかいなのは、親分は、従来の抗がん剤や放射線が効きにくいということ。

   だからこそ、治療でやっつけたと思いきや、親分が残っていることがあるのです。


   でも、親分をやっつける治療法も、今、開発が進んでいるところ。

   まだ研究段階ですが新しい治療法が報告されつつあります。


   親分を見つけ出して攻撃し、がんを根こそぎやっつけようという

   「がん幹細胞療法」が確立されれば、がん治療は飛躍的に発展するはずです。


と、著者は仰いますが、私は、あんまり魅力を感じません。

でも、多くの人が苦しむ(惑わされる)<がん>というものについて

情報を得て、自分なりに解釈しておくことは大事だと思うのです。

   
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「医療否定本」に殺される? ④

2013-11-10 05:26:39 | 図書メモ


P.82 真実16 「がんの基準は国によって違う」は当たり前

  P.84 海外では「良性腫瘍」とされるものが、

     日本では「がん」と診断されるということも、確かにあります。


  P.85 これは文化の違い、考え方の違いなのです。

     グレーゾーンといっても、どこかで線を引かなければいけません。

     「がんもどき」だって、なかには本物のがんになってしまうものがあるからです。


    それが1%だとしても、がんとしてあつかいましょうというのが日本の文化。

    一方、たった1%であれば切り捨てましょうというのが、アメリカの文化



長尾医師も冒頭で説明しているように、

  「日本は国民皆保険という制度があるから、多くの国民が安価な医療を享受できる」

でも、これが素晴らしい状態であるか、私は疑問に思います。

いくら「安価」といっても、本人負担以外の医療費は後の世代にのしかかっていきます。



「安価」だから気軽に受信・検査して手術や薬が処方され、

「薬が多すぎて体調を崩している」人もたくさんいるそうです。


これらの悪循環を何処かで断ち切り、

国民一人一人が「健康維持に必要な努力・運動・食生活の改善」など、

病気にならない努力を必死にしなければいけないと思います。



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「医療否定本」に殺される? ③

2013-11-09 05:07:57 | 図書メモ


第2章「検診を受けるか、受けないか」
第3章「患者よ、もっと賢くなれ」
第4章「抗がん剤の真実」

以上が、争点?、論点になるところで、著者・長尾医師は

「治療すれば助かる癌もあるのだから、放置は良くない!」と主張。


一方の近藤医師は、

「本物の癌なら、治療しても治らないし、がんもどきなら、治療の必要なし」


もし私なら、

放置もしないし、手術などの治療もしない>でしょう。

ま、本当に具合が悪くなって、癌病巣が見えた場合は、
その時点で色々考えるのでしょうが、

癌が出現するには、それなりの理由があるはずなので、

自分の生活を見直し、軌道修正が必要なら行い、経過を観察します

「生きている主体」としての自分が、「天から借りている肉体」を

「正しく、大切に管理して、天寿を全うする」のがヒトの道!だと、私は思います。


私自身は、仕事や子育てで悩んだとき、<自然療法>に縁がつき、

身体の酷使で膝を傷めたとき、<「自力整体」>に縁がつき、

リタイアして時間が出来たとき、<新老人の会>や

地域での<ミュージカル活動>や<タップダンスの会>に縁がつきました。


「より良い生活習慣」へのアンテナを常に高く、感度を磨いておけば、

面白い、自分に合った健康法を捕まえることができます。


これに失敗している人の言い訳は、

「トシとったら、どっかこっか痛いのは当たり前だよネ」とか、

「もともと健康に生まれついてる人と違うんだから!!」など……



こういう考え方が既に限りなく「病気」に近いと思うのです。

こういう方々に私の方法を押し付けることはできませんから、


やっぱり、ヒトは、自分の信念で決断した運命を紡いでいくのだなぁ、と思います。
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「医療否定本」に殺される? ②

2013-11-08 05:51:02 | 図書メモ



「47の心得」との対比が出来れば良いのですが、未だ読んでいません。
で、隔靴掻痒の感がありますが、私の個人的印象だけを書いていきます。

P.22 足りないのは「医者」ではなく、「総合医」

P.27 薬は「ゼロ」がベストで、次善が「1」

などなど、第1章の「知っておきたい日本の医療の基礎知識」は、

昨日あげた<真実①>以外は、ごく常識的な見解で、私からの異論はありません。


「町医者」としての見解には、面白い(賛成!)部分があります。

P.66 私(著者)は、費用対効果の低いメタボ検診を推し進めるよりも、

   禁煙治療を無料にするなど、

   禁煙対策を進めたほうが絶対に効果があると思います。


   でも、(メタボ検診は)国の威信にかけて、

   少なくとも10年間は続けるようです。

   ああ、税金がモッタイナイ


本当に、早く、禁煙運動を進めて欲しいです。
タバコの値段をもっともっと上げて欲しいです。

公園で受動喫煙の被害を受ける幼児や一般人の健康を考えて欲しいです!!

タバコの害を知りつつ、喫煙習慣を止められない人は
自分の家で吸って欲しいのです。
外で害悪を振り撒かないでください!!!

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「医療否定本」に殺される?

2013-11-07 05:56:31 | 図書メモ


先日、<「医療否定本」に殺されないための48の真実>という本を読みました。
 
            長尾和宏・著  2013/6  扶桑社

著者の言う「医療否定本」というのは、多分、近藤誠医師による、


     「医者に殺されない47の心得  医療と薬を遠ざけて、

     元気に、長生きする方法
」のことと思われます。


私は「47の心得」を読んでいないので、詳しいコメントは書けませんが、

(もちろん、近藤医師の他の著書は3冊くらい読んでいます。)

思うところは一杯あるので、頭の中を整理してみます。


P.18 真実1 「日本の医療システムは、文句なしに世界一」
という、長尾医師の意見には賛成できません。

P.19 日本には、「国民皆保険制度」があるから、医療費も薬剤費も、全国統一価格。

   保険証一枚で、誰でも、どこでも、いつでも、質の高い保健医療を受けられます。

*****************************
とは言われても、私の頭に浮かぶ<日本の医療>は、

 <薬の効果を検証せず、数を増やして悪化させて平気>

 <患者のQOLより医療従事者としての研究や生活優先>

 <海外の論文を読まず、最新知識を得ようとしない>

 <木を見て、森を見ない医療>などの、悪いイメージばかりです。



もちろん、私が9月にお世話になった婦人科クリニックのように、
素晴らしい先生と技術もあるのですが、
それも、たまたま知人に紹介されたからラッキーだっただけのようです。

こういう技術が日本中の産婦人科医にシェアされて、
誰でも恩恵を蒙ることが出来ることが理想です。

という訳で、著者が主張する第1の真実には頷けません。
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