自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

ランサローテ島のカップル 

2023-03-20 06:13:29 | Nature 自然


ランサローテ島とは、スペイン領カナリア諸島の一つです。
豊な自然と火山の島なので、夫と一緒に長くツアーを探してきました。
そのうちにコロナ禍になってしまい、航空運賃もうなぎ上り。
もうダメか?と諦め加減になっていました。

ところが、ラジオ体操仲間の女性が
「娘夫婦がカナリア諸島から里帰りしていて、忙しいのよ」と。
しかもイタリア人のご主人と島でツアーガイドをされているそうな。
まさに青天の霹靂!

とんとん拍子に我が家に遊びにきていただく話が進み、
昨日、めでたく話を伺うことができました。
島の良さはもちろんですが、
若い国際カップルの暮らしぶり、考え方がとても面白く、
あっという間に時間が経ちました。

夫の体調が良ければ今年晩秋に?
遅くても来春には?
夢が膨らんだ日曜日でした。
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ヨガスタジオ

2023-03-19 05:49:54 | 操体法


近所のヨガスタジオを紹介され、体験に行ってみました。
理由は、現在通っているフィットネスジムが距離的に遠くて、
雨だけならともかく、強風のときは自転車で行きにくいため。

(同級生の多くは自転車に乗らなくなってきているので、
私も危険回避の計画だけは立てねばなりません。)

多摩川駅近くのそのスタジオはYogaVanaといって、
小さいけれど快適な気が溢れていました。
ミニマム、月に2回で約2500円/回はリーズナブルな値段。
たくさんのクラスがあって適宜選べるのは私向き。

自力整体をやっていて、何故ヨガ?と思われるでしょうが、
自力整体は矢上先生の規定により、自己治療行為です。
ヨガは・・・・・、私は深く勉強したわけではないせいか、
気楽に自分を見つめて瞑想できるリラクゼーションです。
(あくまでも私自身の感想です。)

なので、週に1~2回は良い環境で味わいたい趣味なのです。







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老いの品格   8  成熟した依存

2023-03-18 06:52:21 | 生き方


p.195 「福祉は個人のためならず」という側面があります。
   人に頼ってはいけないと考える人は、体が弱ってきた
   ときになるべく公のせわにならずにすむよう、お金を
   蓄えようとします。

   でも、それによって消費不況が起こり、結果的に
   国にとっては不利益になる可能性があります。

   大切なのは、依存しないことではなく、
   「成熟した依存」ができるようになることだと
   私は思っています。

   人に頼るかわりに何かを返す。
   ギブ・アンド・テイクというより、
   実質的には「テイク・アンド・ギブ」ができればいい

   たとえば、公の介護サービスに頼ることで、
   家族の介護負担が減って共倒れにならなくてすみます。
   もっとシンプルなことでいえば、他人に何か親切に
   してもらったとき、「ありがとう」の一言を返すだけで
   相手の自尊心を満たすことができます。

p.198 高齢になってから必要なのは、
   どうしたら人に頼らなくてすむかを考えることではなく
   人に頼るかわりに自分は何ができるかを考えること

こういった話題が身近に迫ってきて、
身につまされる歳になったことをひしひしと感じます。
そして、このような書物から新しい考え方や生き方を
学べることに感謝!です。
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老いの品格   7  変節と付和雷同の違い

2023-03-17 05:37:14 | 生き方


p.153 この国のよくないところは、
   いったん始めたことを変えられないことです。
   
   金融緩和と財政出動で景気をよくするという理論
   自体はまちがっていなくても、現実としてアベノミクスが
   うまくいかないのなら、どんどん変えていけば良かったのです。
   変えていくうちに、景気がよくなったかもしれません。

   何にしても、うまくいかなければ、作戦を変えるのは
   当然のこと
です。


p.154 自分の信念であれ、絶対にこれだと思ったやり方や
   考え方であれ、うまくいかなかったら変えてみる
   というのは、何も悪いことではありません。

   ただ、変節と付和雷同は違うということです。

   変節は、自分の説をもっていて、そこから別の説に
   乗り換えることですが、付和雷同は他人の説に同調すること
   なので、そこに自分の信念はありません。

   (中略)変節といわれることを恐れる必要はないし、
   むしろ考え方を頑なに変えない高齢者は
   頑固老人以外の何ものでもありません。

   「前はそう思っていたけど、長く生きているうちに
    やっぱりそれは違うと気付いたんだよ」と言える清々しさは
   とても魅力的だと思います。

わかってます。今の私は、割と自信を持って信念を貫いています。
でも、いつの間にか変貌してしまうのが高齢者の足取りと信念??
実は私の周囲の何人かには
「もぉ、頑固過ぎるわよっ! 付き合いたくない!」と思っています。
でも、いつの間にか自分も、そのように見なされて友達が減っていく?

この辺が、人生の難しいところですね。
  
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老いの品格   6  現役の消費者でいよう

2023-03-16 05:53:28 | 生き方


p.127 「現役」イコール「働きつづける」ではありません。
p.128 高齢者が働きつづけるのは大事ですが、同時に、
   「現役の消費者」であり続けることも大事だ

   なぜかといえば、高齢者が現役の消費者になることで、
   世の中を変えられる可能性があるからです。

うぅ~ん。これを読むと、耳が痛いです。
私は長らく、というより生まれついての「倹約タイプ」で、
戦時じゃないのに「贅沢は敵だ」「余分なお金は使わない」と
頑なに節約をしてきました。

その反動で(?)夫はリタイアしてからは
「普段の食べ物は少し贅沢したい!」と言って、
自分で買い物に行き、食べたいものを買ってきて
自分で調理するようになりました。

毎日じゃありませんが、
私だったら絶対に買わないようなお刺身とかプリプリエビとか
切り身のお魚が食卓に乗ります。そりゃ、美味しいに違いない
けれど、、、ま、言いたいことは少しはあるけれど、
一応毎日まともな調理をしてくれるので文句は言えません。

私だって自分の趣味の習い事(ジムで体操、バレエ、声楽など)には
節約をせず、結構な散財をしています。これは贅沢な消費ではなく、
自分への投資です。

自力整体の研修を受けたり、書籍を購入するのもお金が必要です。
そのために<内職仕事>ではないけれど、小さな講習会を開いて
参加者の皆さんから500円ずついただいて、稼いでいます。

講習会を開催するための投資に比べたら、収支はゼロに近いです。
自分の持ち出しにならない程度に投資し、回収し、次に備えるわけです。

私の場合は、リタイア前に膝を壊したことから健康産業に足を入れ、
第二の人生を切り拓くことができたのがラッキーでした。
既に後期高齢者になってしまった方々には難しいかもしれませんが、
このブログ読者でまだ60代の方々は、是非とも
たくさん消費(投資)して、持ち出しにならない程度に稼ぐ
ことをお勧めしたいと思います。


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老いの品格   5  上に逆らい、自分の主張を持つ

2023-03-15 06:07:20 | 生き方


p.98 海外の大学では、高校までに一方的に詰め込まれる形で
   学んできたことを疑う、あるいは覆すために、
   ほかの学生や教授を相手に議論を重ねようとします。
   それが海外の大学教育です。

   ところが、日本では、大学に入ってからも教授が言った
   ことを必死にノートにとり、試験でそのとおろりのことを
   書けばいい成績がもらえます。

   一方、海外の大学でいい成績をとるのは、
   教授の言うことに反論し、その説を覆してみせる学生


現在の日本が少子化で悩み、都市計画が滞り、
庶民の生活や美的感覚が向上しないのは、
保育園や小中学校~大学に至るまでの全てのお上や先生の意見を
そのまま「全て受け入れて、反論しない生活」の結果なのねぇ~
と、ため息が出ます。

私自身は結構反骨精神があって、何かと歯向かってきて、
大成功とまでは言えませんが、悔いはないです。
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老いの品格   4  危機管理

2023-03-14 05:56:45 | いまどきの世情


p.80 日本人のよくない点の一つは、
   良き不安が強いわりに、実際にそうなった場合の
   対策を立てていない人が多いこと

p.81 例えば(中略)「ボケたくない」と言っている人が
   多いわりには、認知症になった場合に、介護保険を
   どう申請して、どんなサービスを受けられるのかを
   調べて把握している人や、どの老人ホームに入るかを
   決めている人はめったにいません。

   予期不安でビクビクして生きるくらいなら、
   もしそうなったらどうなるのかを
   「予行演習」してみたほうがいい


さぁ~て。自分がボケた場合にどうするか?を考えている人または
「予行演習」までしている人はいるのでしょうか?
でも、大事なことです。

私自身は父や母を看取ったときの経験と、書物その他の情報から
何となくの青写真は描いています。(=手の内にカードがある)
プラン通りにはいかないでしょうが、いつくかのカードを
持っていることは、大きな安心材料です。

因みに現在の可能性は、希望の順番にいくと、
①在宅(どこかの小さなマンション?)のお一人様看取りサービス
   かかりつけ医の先生に看取りをお願いはしてあるので、
   私がボケた場合はそれなりに考えてくださると思っています。

②グループホームかサービス付き高齢者向け住宅での看取り
   この場合、子どもたちの誰かが手続きをしてくれる?

③子どもたちの誰かと同居???(→これは最悪のケース)
   絶対にやりたくない!
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老いの品格   3  金持ちパラドックス

2023-03-13 07:55:21 | いまどきの世情


金持ちパラドックスとは、著者の造語(?)で、
p.78 一生懸命築いてきた財産があるのに、
   それを活かせないどころか、それがあるために
   かえって不幸になっている状況。


   欧米のお金持ちなら、自分のお金をあてにしてくる
   子どもに頼ろうとするよりは、むしろ~のお金を
   活かして、自分が選んだパートナーとともに自分自身の
   幸せを追求することを選ぶでしょう。
   その方がよほど健全

ただし、分別や品格を保って幸せな老後を送るためには、
p.76 自分の考えをアウトプットすることが高齢期には
   特に重要です。話し相手になってくれる人の存在や
   他人との交流が不可欠だと思います。

上記の意見に関して、私自身は相当な自信を持って
「やってるわよぉ~~」と叫べます。
今日の話題の「金持ちパラドックス」とは違いますが、
アウトプットに関しては、
①ミュージカル・シナリオを書いて自分の意見を表明する。
②一緒にステージ作りをしてくれる仲間に相談する。

③健康関連の勉強をして生徒さんやラジオ体操仲間に伝える。
④これらを文字にしてブログや講習会テキストで発表する。

ま、こんなに<ボケ防止に良さそうなこと>をしていても、、、
ボケる人はボケるという現実もありますから、将来は分かりませんが。
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老いの品格   2  不安は取り除かず、共存する

2023-03-12 05:51:55 | 推薦図書


  人間は病気になります。歳をとればなおのこと・・・・・

p.62 (何かしらの病気を抱えているのが普通なら)
   それを全部なくそうとする発想ではなく、
   それがあるという前提で生きる必要があります。

私の周りは<完璧な健康体>の人なんか皆無です。
(フィットネスジムのキラキラ女子たちは健康そうですが)

さらに、「絵にかいたような不運の人」が何人かいます。
年金が少なかったり、アレルギー体質だったり、忘れっぽかったり
奥さんやパートナーに先立たれたり、、、、

そういう状況を全て受け入れ、残存能力を生かし切り、
QOLをあげつつ最期まで穏やかに進むのが理想だと思います。

ちょっとSituationが違いますが、私の小中学校時代は
チビ・デブ・毛深い・後頭部絶壁・剛毛(金太郎みたいな)
にきびもいっぱいあったなぁ・・・・・で、悩みだらけでした。

チビ(→現在は152㎝)は改善できなかったけれど、
「身体的欠点を姿勢や動き方で補ってやれ」と決心して努力した結果、
75歳になっても体操指導ができ、登山やバレエを楽しめる体をゲット。

もちろん、無傷じゃなくて、それなりに病院通いもしています。
でも、知識という備えがあるので、穏やかです。
そういうことを「余裕」というのでしょう。

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老いの品格   和田秀樹・著   2022/6

2023-03-11 05:54:34 | 推薦図書
 

いやぁ、とてもとても面白い本でした。
私は読みながら「後でメモしよ!」と思ったところに
付箋を貼るのですが、30枚以上になったかも。

著者は老年精神医学の医師で、著書は20~30冊/年だそうな。
一生で、というなら分かりますが、年にです!
つまり、私が次に読む候補を図書館に予約する量が増え、
どんどん入ってきそうなので恐ろしい・・・・・なんて贅沢ですね。

魅力的な高齢者の大きなポイントは「余裕」
p.40 歳をとるほど、(中略)不安感や恐怖感で
   動いている人が多く見られます。

p.41 一方で、そうなることは当たり前だと実感できていて、
   「人間いつかは死ぬんだから」「いつかはボケるんだから」
   と言っている人は、余裕や風格さえ感じさせます。

著者は高血圧だし、空腹時血糖値も高く、帯状疱疹を経験したり、
利尿剤のせいで頻尿だったり、数値的には良くない状態ですが、
原因が分かっているし、対処法も分かっているのだから安心して
暮らしているそうです。
無理に「一般的に正常といわれる数値に近づけようとは思わない

私も上に同じです。
やれる範囲で「健康によい全てのこと」をしている自信があるので、
何が起きても、「あぁ、そうなの」と受け入れられると思っています。

そもそも、そういう気持ちで仕事も趣味も大車輪でやってきたので、
「明日事故で死ぬ」と分かっても「ま、イイか。散々やってきたからね。」
と思えます。これが和田医師がいう「余裕」というものかもしれません。
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