p.127 「現役」イコール「働きつづける」ではありません。
p.128 高齢者が働きつづけるのは大事ですが、同時に、
「現役の消費者」であり続けることも大事だ
なぜかといえば、高齢者が現役の消費者になることで、
世の中を変えられる可能性があるからです。
うぅ~ん。これを読むと、耳が痛いです。
私は長らく、というより生まれついての「倹約タイプ」で、
戦時じゃないのに「贅沢は敵だ」「余分なお金は使わない」と
頑なに節約をしてきました。
その反動で(?)夫はリタイアしてからは
「普段の食べ物は少し贅沢したい!」と言って、
自分で買い物に行き、食べたいものを買ってきて
自分で調理するようになりました。
毎日じゃありませんが、
私だったら絶対に買わないようなお刺身とかプリプリエビとか
切り身のお魚が食卓に乗ります。そりゃ、美味しいに違いない
けれど、、、ま、言いたいことは少しはあるけれど、
一応毎日まともな調理をしてくれるので文句は言えません。
私だって自分の趣味の習い事(ジムで体操、バレエ、声楽など)には
節約をせず、結構な散財をしています。これは贅沢な消費ではなく、
自分への投資です。
自力整体の研修を受けたり、書籍を購入するのもお金が必要です。
そのために<内職仕事>ではないけれど、小さな講習会を開いて
参加者の皆さんから500円ずついただいて、稼いでいます。
講習会を開催するための投資に比べたら、収支はゼロに近いです。
自分の持ち出しにならない程度に投資し、回収し、次に備えるわけです。
私の場合は、リタイア前に膝を壊したことから健康産業に足を入れ、
第二の人生を切り拓くことができたのがラッキーでした。
既に後期高齢者になってしまった方々には難しいかもしれませんが、
このブログ読者でまだ60代の方々は、是非とも
たくさん消費(投資)して、持ち出しにならない程度に稼ぐ
ことをお勧めしたいと思います。