ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

頼りになるのはヨメ?

2005年10月06日 08時38分19秒 | 健康
 医学の発達により、随分と助かったことが何度もある。もし江戸時代以前に生まれてたら俺はどうだったろう。物心つくまで生かして貰えなかったろうな。大正以前ならかなり辛い人生になったかもしれない。だから今の時代に生まれて良かった。でもそんな医学に全てを委ねるわけにもいかない。

 数年前、ヨメの差し歯が抜けたんだけど、その理由は歯根の損傷だった。歯根は更に小さくなったので差し歯を支えるのは難しそうになった。案の定、かかりつけの歯医者で治療して貰っても仮歯が何度やっても簡単に取れてしまう。しかもその歯科医、隣の歯と仮歯を接着するという素人みたいな事をやってて怪しいなぁ、と思った。兎に角治療が上手く出来ず、これは困ったなぁ、と思ってたら待合室にインプラントのポスターがあった。

 この治療方法なら大丈夫かと思ったが、そうでもないようだ。現在のインプラント治療は一生物ではなく、5年とか10年しかもたないようだ。で、再びインプラント治療をするんだけど、これは何度も出来る治療ではないそうだ。強いて言えば50歳とか60歳過ぎた人なら総入歯になるまでの短い期間使えるかな。それより若い人はこれに期待せず歯は大事にした方が良さそうだ。幸い義姉が知っていた腕の良い歯科医によって事なきを得たけど、自分の歯もしくは歯根が無いとどうにもならないのだ、とその時に思った。それに歯医者の腕もピンキリだから最新の手法でやったからといって安心は出来ない。

 入院中、次々と新しい患者が入ってくる。普通は翌日か翌々日に手術になるけどなかなか手術しない人がたまにいる。それは老人に多いんだけど、その理由は手術に耐えられる体力が無いのでまず体力をつけてるんだそうだ。しかも入院中に。これでは何時病気が治るのか見当が付かないし、体力が付くまで苦痛を我慢しないといけない。入院するようなことになっても体力や他臓器の健康が要求されるのは辛いけど現実はこうだ。

 今月になって介護保険制度が変った。簡単に言うと利用者負担が増えた。痛みを伴う構造改革の1つっていうのかな。で、その程度の負担増なら大丈夫だ、と平気で居られる高齢者って少ないんじゃなかろうか。少なくとも俺は国保だからダメだな。老後、国の制度に安心出来ないとなると庶民は何とか工夫して元気を保ち、ポックリ死ねるようにしとかなきゃ。歳取ったらお気楽極楽で暮らしたいねぇ。病院生活は絶対やだ。老人ホームで集団生活だなんてのも真っ平御免。というわけで、ヨメ、よろしく!
コメント (3)
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