1ヶ月くらい前からファイルのコピーがなかなか終わらない事があった。原因はハードディスクの老朽化だった。写真はそのハードディスクのデータを取り出すために蓋を開けたとろこ、ってそんなわけはない。今時のハードティスクの内部は初めて見たが、勿論ヨメも初めて。大昔に見たハードディスクの円盤って磁気テープのように茶色かった気がするが、ヨメは円盤を見て鏡より綺麗だと言った。確かに歪みもないしよく映る。
ここ1週間くらいデータが読めない事が頻繁に起きるようになった。そしてその読めない部分が幾つも出来ちゃったようだ。そういうファイルが見つかるたびにそのファイルの属性を隠しファイル+システムファイルにした。そうすれば読めない部分を封じ込める事が出来ると考えたわけだ。しかしハードディスクからカチンカチンという金属音、恐らくヘッド、上の写真だと円盤の上にあるレバーのようなもの、それが大きく移動してる音が出始めた。こういう音が聞こえるようになったらもうのんびり出来ない。このハードディスクを交換することにした。
ハードディスク交換っていったって新品を買ってくるわけではない。なんたってWindows95時代のパソコンなのでその容量は2GB。秋葉原あたりなら見つかるかもしれないけど、それ以外の場所ではまず売ってない。交換したのは暫く使ってなかった8GBのもの。 PartitionMagic6.0 の緊急ディスクを使って区画を4つに分けた。心配した後ろの方の区画はDOSではアクセス出来ないのかな、と思ったがそうでもなかった。
システムはWindowsではなくDOS。バージョンは PC-DOS J6.30/V と2000年問題以前のものだけど、日付けの比較では特に問題ない。人の生年月日なんてのを扱ってないからだろう。なのでDOSのバージョンアップはしていない。パソコンの仕事をしている、と言うと「最先端の仕事ですね」なんて言われるけど、大きな勘違いだ。ところで最先端の逆って何だろ、最後尾? ちょっと違うかなぁ。