ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

出身地不定

2006年08月24日 08時54分27秒 | 思ったこと
 住所不定ではなく出身地不定の話。少し前までは出身地は山梨と答えていたがそれが最近ぐらついている。山梨と答えていた理由は、母親が山梨の家に帰って俺を産んだからだ。なので子供の頃からずっと山梨が出身地と思い込んでいた。それと父親は新橋で生まれ育ったものの空襲で家なんて無いし婿養子だし親戚付き合いも薄かったということも影響してるかな。ところが今頃になってそれは変だなと思うようになった。

 1~2歳までは東京の立川に住んでいた。ならば東京都出身? しかし立川に住んでたという記憶は全く無い。そして記憶に無いような所は出身地と言わないらしい。この出身地というのを気にするようになったのは長野に来てからだ。近所の人に何処から来たのかよく聞かれた。山梨から引っ越してきたことに間違いはないけど、山梨で産まれ山梨で育ったとはちょっと違うなぁ、って感じ。

 検索してみると本籍地や現住所と違い出身地の定義というのが色々あったり曖昧だというのが分った。また親の転勤で各地に住んだ人なんかは自分の出身地は何処なのか迷ってる人もけっこう見つかった。国土交通省では、生まれてから15歳くらいの間に最も長く住んだところを出身地としていると書いたページがあった。生憎国土交通省のサイトからその文を見つけることは出来なかった。だけどこの定義に当てはめると小5まで府中に居た俺は東京都府中市出身になる。

 ならば今日からは東京出身と言えばいいんだけど、抵抗無く言えないこんな事情がある。ご当地の踏み絵の中に西の東京人チェック!というのがあって、「東京」というとそれは「23区」を指し、自分の住んでいる所は含まれていないとある。正にそれが当てはまり多摩を東京と言うにはちょっと、という後ろめたさがある。西多摩なんてサイタマって読んじゃいそうだ。とはいえ東京都の面積なんて長野県の6分の1しかない。こんな狭い所であれこれこだわるのも可笑しな話だ。それに今更東京出身だなんて言うのも何だかなぁって感じだ。ならば山梨県出身、故郷は府中ってのはアリかな。こんな事を思うのも子供の頃に住んでた所って無視出来ない存在だからだと思う。というより歳のせい?
コメント (5)
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