まだ10月だけど朝の室温が12.5℃だったのでまぁいっかって感じでストーブに火を入れた。火が凄い勢いで燃えてるようだけど、これはスローシャッターのせい。じゃぁ火に合わせるとどうなるかというと背景が全然見えない。写真だと中々加減が難しい。単にヘタ?
今年の薪はヴィンテージ物だ。というのも今から丁度4年前、家を建てる場所にあった木を切ったものだからだ。薪の乾燥期間はどのくらいにするか色々と薀蓄はあるだろうけど、今日燃やしたのはニセアカシヤ。軽くなってるけど叩くと拍子木のような音がしそうなくらい固い。スカスカになっててあっという間に燃え尽きるのかと思ったが1時間半ほど経った頃には熾火になってがんばっている。
ストーブを燃やすと煙や臭いで近隣に迷惑なんて話がある。ま、ボッケ家の辞書、というより地所かな、街中で言う近隣なんてのはないんだけど、まだ火が付き始めたばかりの頃に煙突の様子を見てみた。煙は全く見えなかった。勿論部屋の中に煙が逆流して何も見えないなんて事はない。少し白っぽい部分は空の雲。初日は極めて順調のようだ。
紅玉はあまり店頭にないが2週間ほど前にたまたま見つけたので買った。味が好きというよりこの深い赤色が好きだ。人間だって中身より外観。だから美人だけという理由でこのヨメを選んだ(大嘘)。そのまま食べた味はというとちょっと酸っぱくて俺の人生みたいなところが良い、なんてのも嘘だけど林檎だか梨だか分らないようなただただ甘くて柔らかいなんてのは物足りない。
そんな紅玉を食べ終わった頃、ヨメはまた買って来いと言う。再びスーパーに行ったがもう影も形も無い。それからまた少し経ってから農家直売のような露天でリンゴを買って来いと言われた。ご希望の店でご希望の品種ジョナゴールドを買ってきた。その時紅玉の事を聞いたらこれは数も少ないし時期的には10日くらい前に終りだと言われた。品種によって時期が随分と違うようだ。
昨日、何時も行くスーパーの別の店に行ったら紅玉があったので買ってきた。まだ在庫が何処かにあるようだけど前回買ったリンゴに比べると今一つ、のようなコメントをヨメは残した。
この辺り、蕎麦と同様に林檎についても一言ある人が居る。同じ品種でも育った場所によって味や触感も違うようで手前味噌的な話をよく聞く。あそこのはどうの、こっちのはどうのと。うちのヨメも林檎農家でもないのに色々と高説を垂れる。
庭のイチョウは高さまだ3~4mと小さいが、昨日近所の人が大きくなったと言っていた。この木は借家にあって切られる運命だったのを貰ってきた。最初は生えてくる葉も普通のよりずっと小さくて心配したがようやくしっかりと根付いたようだ。
大きくなったと言った近所の婆さんはギンナンが成るかなぁと言っていた。それは俺が生きてる間でも無理だと思うよと言った。この木が雄なのか雌なのか分らないけど、ギンナンが成るのは気の遠くなるくらい先の話。
甲州街道の高尾(東京都)付近は街路樹としてイチョウが植えてある。子供の頃、こんなの植えてギンナンが成ったら臭くて大変だぞと思ってたけど、最近成り始めたようだ。そしたらギンナン拾いイベントなんてのを10月頃やるらしい。喜んでる人の方が多いのかな。