新しい靴で歩いたら尻が疲れた

　普段用の靴がすり減ったので新しいのを買った。セール品を試履きしたらサイズはピッタシで足のホールド感も良い。意外にもトレイルランニング用のシューズだった。でも履いた感じは柔らかくてジョギングシューズと変わらない。靴の厚さは後で測ったら３.５ｃｍくらいで今まで履いてたのより１ｃｍくらい厚め。今まで履いた靴では一番の厚底。登山靴に使われるビブラムを使っているというのが珍しい。


濡れたタイルでも滑らなそう

　これを履いて整形外科まで歩いた行ったんだけど、歩きだして数分で尻が痛くなった。大殿筋かな。その後歩き方を調整しながら行った。その日はリハビリ室で一人で勝手にやる日。帰り際、そんな話を近くにいた担当以外の人にした。靴を手に取ってクッションは柔らかいけど曲げには強いかななんて話が出た。そこの整形外科は色々と話を聞いてくれる。最悪の病院だと朝一で予約取ったのに何故か２０分待たさることしばしば。ダブルブッキングなのかな。そんなんだから会話なんて殆どナシ。

　翌日は担当者とリハビリ。既に話は伝わっていて担当者も興味があるようで聞いてきた。そこで肩ではなく足を診てもらうことにした。融通が利かないところだと診察を促されるけど肩の不調と関係ありそうならこういう判断もアリだ。実際、足の親指が完治してない頃にそれが原因で肩が不調になった。その時に足を診てくれと言ったら診察をと言われて病院とは難儀な場所だなと思った。

　先ずは歩き方。裸足と靴を履いての２種類。見た結果、それを見て脚の裏側、主にハムストリングの伸びが悪いのでどうたら。それが新しい靴で発覚。数日前、俺が歩いて出かけた時にヨメが後から車で追い抜いた。その時にドライブレコーダーに俺が映っていた。巻き肩は大分良くなったので歩き方は普通かと思ったらどことなく変。何が変なのか、何が理由なのか分からないけど変。それも担当者に話していた。ちなみにこの時は履き慣れた靴。

　ハムストリングの伸びが今ひとつなのは知っていた。それと年取って格好悪くなる一因であるのも意識していた。肩甲骨の動きの悪さと並ぶくらいハムストリングの固さは諸悪の根源だとは感じてる。だけどそういうのを全部ストレッチしてたらそれだけで半日はかかりそう。でも暫くはハムストリングのストレッチメニューを追加だな。





　３年くらい前に陸上の長距離系の記録を次々と塗り替える靴が出た。それまで膝下の故障が主だったのが骨盤辺りにも増えた。厚底靴はカーボンプレートで走りをサポートするんだけど３時間で走れないような人では故障を招くようだ。今回のはそういう事に関係あるのかと思ったけどそんな事は無さそうだった。