「シリアライン」
フィンランドの「ヘルシンキ」から、スウェーデンの「ストックホルム」までは、飛行機で一時間ほどで着きます・・・が、私が利用したのは「豪華客船」で、のんびり行く「一泊クルージング」です!
16時間かけて「バルト海」を渡っての「船旅」です~~♪
このコースには「バイキング・ライン」と「シリア・ライン」という二つの船会社が運行しています。私の乗ったのは「シリアライン」の「セレナーデ号」です。
(シンフォニー号と名前の船もありますが、造りはほとんどいっしょとか)。船の大きさは~~「全長・203m、重量・約6万トン、乗客定員・2852名、」というものです!
国境を越えて行くのですから「厳しい検査」があるのかと思ったら、チケット購入時にパスポートを見せるだけでOK.EU圏の広がりを感じました。大きなスーツケースは預けて、一泊用の小さなバッグを持って、午後4時半過ぎにいよいよ乗船~~。
船全体は12階までありますが、ターミナルのデッキからの入り口は「7階」でした。
かっこいい制服のクルーに迎えられて足を踏み入れた船内は・・・・、
まず度肝を抜かれたのは、この「吹き抜けのプロムナード」!→ショッピングとレストランのアーケードです。
ここでいくつかのエンターテイメントも行われます。
ビックリしつつ、探検は後ほど・・・ということで、まずは「船室」に荷物を置くことにしました。
私の部屋は「海が見える」「10422」~~♪
最初の10は「階数」、次の4は「エレベーターの番号」です(笑)。つまり船内が広いので4つのエレベーターがあり、なるべく自分の部屋に近いエレベーターを利用するようにということです。間違えると延々と船の中を歩いていくはめになります(笑)→。最後の数字が「部屋番号」になります。
小さいながら、シャワーもトイレもついたいいお部屋でした。
船内には、24時間開いているインフォメーションセンター(両替も可)や、観光の案内すべてをしてくれるツアーマネージャー、いくつかのレストランやバー、免税店も含むショップもあります。
夜の時間を楽しむための「ナイトクラブ」「ディスコ」「カジノ」「サウナ」「ゲームサンター」・・・etc、もちろん美容院もあります~~。
荷物を船室に置いて、すぐにショップングセンターをウロウロ・・・でも免税店なんかは「出航」しないとオープンできないのだそうです。
つまり「公海上」になると「免税」になるということなのです!
ちょうど、ステキな街「ヘルシンキ」を離れる出航の時間になりましたの
で・・・船旅特有の
ちょっと感傷的な気分になれるかなと(笑)、デッキに出てみました。
小さな島々の間を抜けて「ストックホルム」へ向かう「セレナーデ号」・・・ほとんど揺れjは感じません。大型船の強みです。
そろそろ「食事の時間」になりました。
船内には、
有名なパリの「マキシム」が経営するレストランなんかもありましたが、フォーマルな洋服になるのが面倒なので(笑)、ここは「スカンジナビア」の伝統
的な料理「スモーガスボード」が食べられる「ブッフェスタイル」のレストランを予約してありましたのでそちらへGO!
海の幸がふんだんにあり、どれを食べたらいいのかしら?と目移りが~~(笑)。
夏限定という「ザリガニ」もありました。「えぇっ~~ザリガニ?」とさすがの私も食べるのは躊躇しました(笑)。キャビアや甘エビやサーモン、チーズ類はやっぱり「おいしい~~」♪
可愛いハート型のケーキもありました。最初にこの形をくずすのはちょと勇気がいる?(笑)。
フルーツもたくさんの種類があり、「大満足!」
お腹がいっぱいになったので、「ゲームコーナー」へ~~(笑)。
スロットマシーンに挑戦!
この船内でだけ通用するコインを利用するのかと思ったら、ユーロキャッシュでOKでした。
なんと~~~私のマシーンが「当たるわ!当るわ!」・・・
2ユーロの元手が「35ユーロ」に~~♪
これを元手に「やるぞ~!」と勇んで「カジノ」へ行ったのですが(笑)・・・、 まだ時間が早かったようで誰もいませんでした。
あきらめて、お部屋で一休みすることにしました。
船室の窓から写した、午後10時19分の「太陽」です。
白夜の始っている北欧は、こんな時間に「サンセット」!
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何かショーでも観たいと思って、再びお部屋を出てプロムナードデッキへ行ったんですが、期待していた「サーカス」は終わってました。
その後の情熱的な「ダンスショー」を見てから、免税店でショピング~~♪。
税金の高い北欧は、自国ではなくお隣の国で「免税」のものを買うことが多いそうで、この日も「ビール」や「ワイン」を大量に買い込んでいる人たちがたくさんいました(笑)。
とにかく、物価は日本の2倍は普通! 最初は「ミネラルウォーター」を買うのも「へぇっ~~」という感じでした。(苦笑)
北欧は「税金」が高いために「物価」も高くなるんですね。
その代わり「老後」や「病気」の「イザ!」という時の心配をしなくてもいいのだと聞きました・・・「なるほど」と納得してしました。
でも旅行者には「つらい国々」です(苦笑)。
せっかくの船旅ですから、一晩中、遊んでいようと思ったのですが・・・ちょと疲れたので眠ることに~(笑)。
そして・・・朝日の昇るのを見たい・・・と思って早起きしたんですが、残念ながら翌日は「小雨」の朝でした
。
北欧のヴェニスと言われるスエェーデンは、たくさんの島々からなりたっている国です。
小さな島々に点在する「可愛い家」~~。晴れていたらきっとすばらしい風景なんでしょうね。
でも、霧の中に浮かぶ風景も「幻想的」でちょといいものでした~~♪
午前9時30分「ストックホルム」の港に無事到着し、時計の針を「ヘルシンキより一時間進めました。
フィンランドに到着したときは「時差-7時間」でしたが、スエェーデンと日本との時差は6時間になります。
この北欧の旅のややこしいのは「時間」と「通貨」です(苦笑)。
国が変わるごとに通過もかわりますので・・・結構面倒でした。