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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

美術館運営の改革に期待~~♪

2025-01-14 | アート・文化
午後は予定が入っていたので、午前中にウォーキング。
少し風があり冷たかったのですが晴天~~♪
身体を動かしたら汗ばむほどでした。
    

いつものコースですが、少し短め~「中川美術館」で折り返しました。
        

この美術館は町立です。
この町にアトリエを構え(我が家の近くでした)、文化勲章も授章された故中川一政画伯から、多くの作品が町にご寄贈されたことから、平成元年3月に開館しました。

真鶴半島自然公園の樹林に囲まれた静かな環境の中に建っています。
中は5つの展示室と茶室があって、すばらしい雰囲気のある美術館です。
平成2年に「第15回吉田五十八賞」(建築設計)、平成10年には「公共建築百選」(旧建設省)に選ばれています。
       

中川画伯の作品は、とても幅広く「油彩のみならず水墨岩彩、書、陶芸、挿画原画、本の装丁」等があり、の数の作品がたくさん寄贈されています。

その時々の学芸員さんの努力で、様々な企画展が行われてきましたが・・・残念ながら来場者数は少ない・・・。
「中川画伯の作品のみしか展示できない」という「しばり」があるのです!
(開館時の約束覚書みたいなものがあるんだとか・・・)

最初はそれも良かったかもしれませんが、今は町の財政が苦しい時・・・、毎年の大きな赤字はとても負担になっています(( ;∀;))
「今の時代の変化や流れに合わせて、様々な工夫をしながらの美術館運営をできないだろうか」~と、数年前から多くの町民が声をあげています。

ようやく、現在の町長になって動きが出てきました!
昨年末には、画伯のご遺族の方たちにお会いし、美術館の現状や運営方針についてのご説明、ご理解を求めるお話をしてきて下さったとか!
(財政が苦しいので、寄贈頂いた作品の多くの手入れもままならにみたいですし、30年を経過した建物も傷んできています)
     

どういう結論になるのかわかりませんが、小さな町にとって価値ある文化的な建物の一つですから、長く存続させて欲しいと願っています。
「一日も早く、新しい運営方針が出され、もっともっと魅力ある美術館になりますように!」と、思いながらの散歩でした。

道祖神祭りの山車~~偶然見ました(笑)

2025-01-13 | アート・文化
この三連休前には三日ほど強風が続きましたので、夫は「野菜たちは大丈夫かなぁ・・」と気にしていました。
なので、今日の午前中は家庭菜園の見回りをしてきました(笑)。
       
幸い、目だった風被害はなく、ほっ~~。

お昼を食べてから、ウォーキングに出かけました。
晴天、冬にしたら気温も高め~~♪
    

途中で、法被を着た親戚の人にバッタリ。(「道祖神祭り」の保存・世話人をされています)
「今、山車が港にいるよ」と教えて下さったので、そちらに回ってみました。

子どもたちや保護者の人たち、交通整理やいろいろのお世話をして下さる方など、たくさんの人がいましたが、ちょうどお昼休みみたいで、皆さん食べながら楽しそうにおしゃべりをしていました~~♪
    

今年も三台の山車が集まって、町内巡行だそうです。

        「西の道祖神」~~♪
      

        東の道祖神~~♪
    

        丸山道祖神~~♪
    

午前中は神社前まで、子どもたちが山車についた「縄」を曳いての巡行だったみたいですが、小さな子どもたちが多いので大人の手を借りないととても無理だったとか・・・(でしょうね)

午後は、駅方面への巡行らしいのですが、坂道も多いので「車で曳く」形の巡行らしいです。
皆さん」~~頑張ってね。と、私はいつもの散歩~(笑)。

帰り道~~、
山車の上で子どもたちが叩く太鼓の音が聞えたので、近くの橋(道路にかかる橋です)の上に行ったら~~、
ちょうど巡行中の山車を見ることができました~~♪
      
一台は先に行ってしまったのかな?
二台の山車を見ることができました~~♪ 

今日は「成人の日」~~、私の町でも「二十歳のつどい」の式典が行われたようです。晴れ着姿の人たちもみました。
若いっていいですね~~(笑)

今年の「どんど焼き」~~♪

2025-01-11 | アート・文化
今年も「どんど焼き」を見に行ってきました。
場所は、石橋山の戦いで敗れた源頼朝が千葉に向かって船出をした海岸~~♪
    

今年も大きなやぐらが立てられていました!
今日は、一昨日までの強風も止み、穏やかな日になって本当によかったです。
(あの強風だったら延期だったと思います)

私は、点火予定の30分ほど前に着いたのですが、もうたくさんの人が集まっていました。
    

この地区に住む友人に「久しぶりにおしゃべりしながら、どんど焼きを楽しみましょう」と連絡をしてあったので、ここで落ち合いました。

     

思っていた以上に「子どもたち」や「若い方」が多くビックリ!
「私の町にこんなに子どもがいた?」~みたいに驚きました(笑)
     

おしゃべりをしていて、気がつかないうちに点火~~(笑)。
火の勢いが強いので遠くから見ていましたから・・・あまり良い写真は写せませんでした。
    

今年の櫓・・・大きなダルマも少なく、それぞれの家の玄関飾りも小さい・・・そんな感じがしました(( ;∀;))
(昔~~ぶり漁や石材関係者が豊だった頃は、ダルマもお飾りも立派なものばかりだったんでしょうね・・・。)

世の中の変化で、変わりつつある風物詩~~できるだけ続けて欲しいものです。

     
ミツマタの枝に刺した「おだんご」を焼こうと、火が下火になるのを待つ人たちもたくさんいました。
焦げないように「アルミ箔」で包んであるお団子~~昔では考えられなかったことですよね(笑)

私は、ここまでで帰ってきてしまいましたが、皆さん、上手に焼けたのかな?

「どんど焼き」には、必ず消防車も来て下さって待機しています。
    
もしも・・・の時のためかと思ったら(もちろん、それもありますが)、終わった後の「火の始末」もきちんと点検しご指導して下さるんだとか~ありがとうございます。

「どんど焼き」で燃すお飾りやダルマさんは、松が明けたら、町の中に何カ所かある「道祖神」様の前に置かれますので、そこから集められます。
その道祖神のお祭りは明後日だそうです。
        
子どもたちが曳く山車もでるみたいです~~。こちらも見に行かれたら行きたいです(笑)  

お正月気分は終わり~~(苦笑)

2025-01-07 | アート・文化
こちらでは「松の内」という、お正月期間は今日で終了します。
昨夜、日付の変わる頃まで降っていた雨も、今朝はあがりました~~♪
    

真っ青な空がまぶしい中、「年神様」をお迎えするために飾った「玄関飾り」や「輪飾り」をはずして、神社まで納めに行ってきました。
       
たくさんの「お飾りや古いお札」が積まれていました。
私の町では、今週末(土曜日)に「どんど焼き」が行われますので、そこで燃やして「五穀豊穣、家内安全、無病息災」などを願って下さるのです。
神社の他に、町内にあるいくつかの「道祖神」の前にも置かれています。

今日は~~、「七草粥」を食べる日でもありますね。
「邪気を払い、一年の無病息災」を願うのだとか~~。

先日、スーパーで「神奈川県産の七草」と表示があったパックを購入しましたが~~、昨日、妹から同じものが届きました~~きゃはははは
なぜか「七草パック」が二つになってしまいましたが、たくさん七草を食べれば、「効果も大のはず~~」と、二つとも入れてお粥を作りました(笑)
     
(お粥の写真は写し忘れましたが、親子4人で美味しく食べました)

長男は昨日から、次男は今日から~~仕事を始めています。

そうそう、UPし忘れていましたが、元日には「お屠蘇」で、「家族4人が、元気で楽しく日々を送れる一年でありますように~~」と、お祝いをしました。

お屠蘇も、今は生薬を混ぜたパックが売っているので便利ですよね~。
         

今年は「屠蘇器」を出すのは止めました。だって・・・会津塗なので、後のおの手入れが大変なんです。一応箱からだしたんですが・・、長男が「止めよう」と言ってくれたので、また仕舞ました(笑)
                 

以前、次男がプレゼントしてくれた「ティーポット」で代用~(笑)。
      
日本酒にお屠蘇パックを入れ、6~8時間置きます。↑この写真は置きすぎて濁りが出てしまいました(苦笑)。
これに「本みりん」を入れて飲みますが、飲むときも当然「盃」でなく、「日本酒用のおちょこ」でした(笑)

お屠蘇は、無病長寿を祝うために家族全員が飲めばいいのでしょうが・・・美味しいと思ったことがない私も夫も「いらない」~~(笑)。

で~~、
「一人これ飲めば一家苦しみなく~」と聞いたことがあるので、長男に代表して飲んでもらいました~~きゃはははは

ということで、お正月気分も終わりになりました。

今年もよろしくお願いいたします。

2025-01-01 | アート・文化
明けましておめでとうございます。

2025年の年明けの日も晴天~~♪
     
私の住む町は、太平洋に向かって突き出た半島がありますので、水平線からの「初日の出」を見に、元日の早朝はたくさんの人が車で見えます!
(違法駐車は当たり前!)

私は朝寝坊ですので、起きた時は、すでに太陽はかなり高くなっています(苦笑)。

今日も、起きて窓を開けたら~、「初日の出を拝んだ」人たちの帰り車がズラッ~~と、渋滞!
(解消したのは、午前10時ごろです)

我が家では、三が日の朝は「夫がお雑煮」を準備する習わし~♪
(私が、大晦日に具やつゆを用意しておくのですが・・・苦笑)
夫は、お餅を焼いておつゆを温めるだけ。
それでも、何もせずに朝食が食べられるって最高です~~♪
     

朝食後は、すばらしい晴天なので、夫と二人で歩いて地元の神社に初詣~~♪
    

たくさんの人が本殿前に並んでいました!
「茅の輪」をくぐってお詣り~~♪

いつものように、「破魔矢」も求めてきました。
         

夜は、届いた年賀状の整理。
     

「年賀状しまい」の添え書きがあるものが5枚・・・。ちょっと寂しいけど・・・時代の流れでしょうか。
他にも、新年のご挨拶ができる方法はいくつもありますので、これからも「年賀状を送る」ということは減っていくんでしょうね。

皆様~~、今年もよろしくお願いいたします。

お正月の二日前は、お飾りと鏡餅~~♪

2024-12-30 | アート・文化
28日に「玄関飾り」をしたかったのですが、強風のため止めました。
明日になると「一夜飾り」といって、昔から縁起が悪いと言われていますので、ギリギリの今日(30日)、玄関飾りを付けました。
    
      ここ数年、飾り付けの 担当は長男です。

今は、昔のような形のお飾りは少なくなってきていますね・・・。
      

我が家のお飾りは、東京・世田谷にある「桜神宮」でお祓いをして頂いたというもの~~♪
「なぜ?」「どういう理由」と聞かれても・・・特になし(笑)
お飾り売り場で、いろいろのものを見ていて「ちょっと小さめで、地味め」で「桜の花」が飾られていることで、購入しただけです~~きゃはははは

「桜神宮」~~って、調べてみました。
『 るるぶ より拝借 』
明治16年(1883)、神代より受け継がれる古式神道を蘇らせるために神田今川小路に創建された「桜神宮」。大正8年(1919)には、西の方角に移転するよう神託がくだり、現在の場所に移転されました。ご祭神は、高天原を統治する太陽神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)をはじめ、日本の記紀神話を中心とした神々で、そのご利益も多岐にわたります。 

写真を見たら、その名のように「桜」が多いみたいです。きれいですね~♪    
                       
ということなので~~、来年はいいことたくさんあるかも~~(笑)

その他のお飾りは、
「洗面所」「お風呂場」「トイレ」等の水回りですが、「輪飾り」ですから簡単。
      
これはドアの取っ手にかけるだけなので、私がかけました(笑)
         

「お供え餅」~~♪
鏡餅ともいいますが、鏡開きの時に使いやすいように、「中に切り餅」の入ったものを購入しました。
      

息子たちは、「お正月でも、365日の中の一日だよ。普通の日だと思えば、特になにもすることはない」と言いますが・・・、私の年齢では「新年を迎えるんだから・・・多少のことは・・・」と思います(苦笑)

でも、そろそろ考えを切り替えて、無理はしないようにしたいと思います。

今日の夕暮れの風景~~
    
一日中、曇りがちでしたが、寒かったです!
夕方雲の切れ目からお日様が~~。


「迎春置物」と「はこせこ」~~♪

2024-12-25 | アート・文化
今年最後の「歯医者さん」~半年間についた「歯石」を取って頂きました(笑)

毎回、様々な小物で、季節季節の催事を楽しませて下さる先生の奥様が、前回の通院時に「25日なら迎春の準備はしてあると思います」と、おっしゃったので、予約を今日にしました(笑)

迎えてくれた「迎春」のための小物たちは、こちら↓。
    
「めでたい」「盃」「凧」「水引」「祝い枡」「獅子舞」「お多福」「クシと簪」~~♪

一つ一つが優しく優雅で~~、「日本の正月」を思わせてくれる、ステキなものです。

私が気に入ったのは、「お多福」~~♪
このぷっくりしたほほと、優し気な目~~、なんとも可愛いではありませんか~(笑)
      
それと「クシ」と「簪」~~♪
華やかではなく、落ち着いた絵柄になつかしさを感じました。

私の母が、結婚式で使った「クシ」と「簪」は、もう少し派手目の模様でしたが・・・、私が母の遺品として受け取り、結婚式で使いました。
次は亡くなった妹と、その娘(姪)が使って・・・今は姪が大事に保管していると思います。

お多福さんの近くに置いてあった「獅子舞」~~、こちらはユーモラス(笑)
        
これくらい小さいと、怖さがないですよね~~。

とっても、ステキな迎春小物たちに癒されて、「明るい新年が迎えられる」気がしました~~。ありがとうございます~~♪

そうそう、受付付近に置いてあったこれ~~、「はこせこ」です!
    
多分・・・戦前の物ではないか・・・と、おっしゃっていました。(織物の古さから・・・)
とある事情で譲り受けた古い和ダンスの中に入っていたんだとか!

左手上の光っている7個のもの、材質はわかりませんが、「ビラかんざし」です~~♪
かんざしといっても髪にさすものではなく、「はこせこの飾り」に使うものです。

「はこせこ」は、着物姿の女性が「懐紙や口紅」などを入れて、ふところにさした箱です(ハンドバッグのようなものですね)
今は、七五三の時、七歳の女の子が着ものを着た時、使うこともありますが、なかなか知っている人は少ないかもしれません。

歯医者さんで~~しばし、日本古来の良さを知る時間を持たせて頂いたことに感謝です~~♪




年末恒例です(苦笑)

2024-12-21 | アート・文化
今年も「障子張り」~~しました!(笑)
   

毎年、毎年・・・「暮だからといって・・・別にしなくてもいいのに・・・」と、思いつつ、なぜか「これを済まさないとお正月が来ない」と、思っている我が家~~きゃははは

小さな子どもがいるわけでもないし、室内でペットも飼っていないので、「破れる」ことはないのですが・・・日当たりのいい家ですから、一年でかなりの「日焼け」が目立って気になります。

今日はここ数日よりいくらか暖かいし、土曜日なので長男が手伝ってくれるというので、思い切って張替えました。

全部で10枚あるのですが、今年は南と東の6枚のみの張替えをしました。
        

夫が、紙をはがして桟の水洗いをしてくれました。
(冷たいのに、ごめんなさい)
       

乾いたものから順番に、夫と長男が作業を開始~。
        

お日様がたくさん入る部屋での作業ですから、手早くしないと「のり」が乾いてしまうらしいです。
二人で、呼吸を合わせて~~巻いた障子紙を丁寧に広げていました。
      
    は
貼り終わった障子は、のりが完全に乾くまで立てかけておきます。

途中、昼食をはさんで~~、(もちろん、私が食事係です=笑)
午後2時前に、6枚の障子張りが終了~~♪
     

障子のはめ込み、道具の後かたずけ、部屋の掃除~~、すべてが終わって「おやつ」の時間~~(笑)
ちょうど、昨日から仙台出張だったという次男が帰宅して「ずんだ餅」をお土産を買ってきてくれたので、美味しく頂きました~~♪
       

気になっていたことが終わって~~ほっ~~♪
疲れた身体を「ゆず湯」でほぐします~~♪
       
先週も妹が届けてくれたので、一週間前に「ゆず湯」には入っていますが、今日も頂いたので」~~二回目です(笑)

美術館のギャラリートークに参加~~♪

2024-12-14 | アート・文化
寒い朝! 起きるのが嫌でした(笑)
それでもお日様が顔を出してくれると、家の中は暖かい。
    

空気が冷たいけど、久々にお隣の奥様といっしょにウォーキングを兼ねて、原生林の入り口にある「中川一政美術館」へ~~♪
    

先日の町広報誌に、「美術館の学芸員さんのメッセージ」が載っていました。
        

中川画伯が好んで描いた「マジョリカ壺」のお話です。
美術館には、画伯がコレクションしていたマジョリカ壺が10点所蔵されているそうです。
          
(この壺に描かれている人物や文様を、自分なりにデフォルメして描いているのが、とっても印象に残ります。)
今回、この中のいくつかの壺が展示されていることを知りました。

いっしょに、今開催中の企画展「中川一政美術館の玉手箱」という名にも興味を惹かれ、ちょうど「ギャラリートーク」がある日でしたので、いろいろお話が聞けたらと参加することにしたのです。
      
     
「玉手箱」~~まさに~~♪
美術館には何十回と足を運んでいますが、今回は「近年、寄贈・寄託された作品を中心に初公開」と書かれていたように、初めて観る作品(絵や陶器など)~~とっても興味深かったです。

展示されているマジョリカ壺に描かれている文様や肖像と、画伯の描いた絵の中の壺とを観ることで、その時々の画伯の思いを想像してみました。

今回のギャラートーク~~~、K学芸員さんの巧妙なトークに魅せられて(ついつい的外れの質問とか、つまらない質問とかもしてしまったのですが・・・苦笑)に、予定時間をオーバーさせてしまいました。ごめんなさい(笑)。

こうして親しみやすい学芸員さんがいること、工夫された企画展の楽しさ等で、もっともっと美術館を訪れる人が増えてくれるといいのになぁ~と、強く思いました!
Kさん~~これからも「美術館への熱い想い」で頑張って下さいね!
       


初冬の「MOA美術館」を楽しむ~~♪その①

2024-12-02 | アート・文化
静岡県熱海市にある「MOA美術館」~~、ここ数年はすっかりご無沙汰です。(コロナ禍以前には何度も行っていましたが・・・)。

今、展覧会は「吉田 博」氏の作品展です。

水彩画のような「木版画」が、とっても優しい雰囲気を出しているので、好きです~~♪
     

絵について私見を書くより、美術館の作品展の案内ページをコピペさせていただいた方が分かりやすいと思いますので~~(笑)
『 近代風景画家の第一人者、吉田博(1876-1950)は、風景を描く際の心得として「風景にやどる真の美を見ひらき、風景のもつ美しき姿の深い理解がなくては、真の風景画を描き得るものではない。」とし、自ら体感した風景を作品にしました。特に、後半生に傾倒した私家版木版画では、油彩画のタッチと水彩画の色彩表現を用いた洋画技法を取り入れ、未開拓の新しい芸術を創造しました。
 本展では、合計7年間を超える外遊から生まれた「米国シリーズ」、「欧州シリーズ」や、刻一刻と変化する海を捉えた「瀬戸内海集」シリーズなど、木版画の代表作約70点を展観します。また、博が描いた風景の現在の姿を撮影し、独創的な技術で表現された作品の魅力をオリジナル映像で比較展示します。 』

MOA美術館は、展望もすばらしい~~♪
    

最近、どこでもインバウンド観光局が多く大混雑するので、オープンと同時に入りました(笑)
      
結果~~大正解でした!
たくさんの作品を一つ一つ、丁寧に見て回ることができました~~♪
      

特に気にいったのは~~こちら「帆船」~~♪
同じ木版画を、「朝」「午前」「午後」「夕」「夜」など、水彩や油の画法を使って何十回もすりながら、その刻々の状況を見事に表しているんです!
     
もう、見とれてしまいました~~♪

そして、今回の展示方法の一つが、「なるほど~~」と、楽しかったです。
          
吉田氏が描いた当時の場所を、美術館の職員が探し出して写真に撮り、作品と並べてあります。
          
時代の変化がとってもよく感じられました。

夢中で観た絵に対する余韻をじっくり味わいたいと、素晴らしい景色のcafeで一休み。
    

コーヒーとホカッチャ~~美味しかったです~~♪
    



なつかしい~~「高良真木」さんの絵~~♪

2024-11-28 | アート・文化
お隣の町の美術館で行われている「特別展」「高良真木・まなざしの奥に」を観に行ってきました~~♪
       

高良さんは、ご近所さんでした(笑)
ご自宅に飾ってあった絵なども展示されているかもしれない~、優しい繊細な絵に会いたい~と、思いつつ・・・なかなか行かれなくて・・((-_-;))

ようやく「28日には絶対行く!」と、決めていましたので、強風ではありましたが電車で行ってきました。
        
この美術館は菜園の近くにありますので、夫が菜園で働いている時間に、時々行ってお庭の散策とか、ロビーでの催し物とかを観たりはしています。
(トイレを借りることも多い=笑)

菜園となっている土地の税金は、「前納・全納」の口座振替で湯河原町に納めていますので、公共施設の無料券が毎年頂けます(苦笑)

「高良真木」展~~すばらしい!
高良さんの絵は、「写真」に負けないリアル感のあるものが多く(完全な写実絵)、観ていても疲れなくて、長時間見入ってしまいます。
今回は、スケッチや挿絵、下絵まで120点ということで、じっくり観させて頂いたら2時間ほどかかってしまいました。
        

お若い時の「自画像」を拝見したら、「衆議院議員だったお母さま」にソックリ! ビックリしました!
お元気でお近くにいらっしゃった頃・・・なつかしく思い出しました。

広大な自然の中に建っていた高良さんの家は、今、建て替えられて「森の家」という、一般社団法人・共生舎の建物になっています。
でも、昔からお庭にあった「ユーカリの木」は残っていると思います(そういえば~~、ここ何年も近くに行ったことがないことを思い出しました=苦笑)
(絵にも描かれています)

いろいろ昔のこと、昔の風景~~思い出しながらの鑑賞~~ステキな時間でした~~♪

この美術館は、日本画の「平松礼二館」として、氏の作品が常設展示をされていますが、その外にも、湯河原にゆかりのある作品「竹内栖鳳」「安井曾太郎」「三宅克己」氏らの作品も見られる、とてもみごたえのある美術館です。

鑑賞後、いつものように美術館のお庭を散策しました。
4日前に見た時より、紅葉も一段と進んでいるような気がしました~~♪
    

美術館の帰り道に歩いた「万葉公園」の紅葉~~、今年もとってもきれいでした~~♪
         

「ART SANPO」~~開催中です~♪

2024-11-17 | アート・文化
今月は、湯河原・真鶴の両町で「マップを片手に湯河原・真鶴を散歩しませんか」という「ART SANPO」のイベント中です。
         

たくさんのアートギャラリーが、町のあちこちにオープンしています。
ご自宅や店舗の庭先や、玄関、リビングなどにそれぞれの「見て欲しい作品」が展示されている「わたくし美術館」です~~♪

ブルガリアのエリーさんの作品も、11日から今日まで展示中。
今週は、忙しくて観に行けなくて気になっていたのですが・・・、ようやく最終日の今日行ってきました。
    

連日、たくさんのお客様が来てくださったようで、本当に良かった~♪
ちょうどランチの時間でしたので、お客様が途切れていましたので、ゆっくりお話をすることができました。

      

「たぬきさん」が好きなエリーさんは、たぬきさんの様々な姿をイメージして作品を描いていらっしゃいます。
とてもユニークです(笑)
      
彼女はプロの画家なんです。
大きな額に入った絵は買えませんが(苦笑)、ポストカードにしたものを頂いてきました。

それと~、彼女の焼いた「フルーツパウンドケーキ」を「お誕生日プレゼントです」と、頂きました。ご馳走様~~♪
      

趣味を楽しむお友達が、たくさんいます~♪

2024-10-30 | アート・文化
昨日から始まった「町民文化祭」~~。
          

私は、文化祭に作品を出品できるような趣味を持っていないので、直接は無関係なんですが~(笑)、何人ものお友達から「見に来てね」と、お誘いを受けていましたので行ってきました(笑)

会場を入ると、「生け花クラブ」の人たちの作品が飾られていてきれい~♪
      
お花は、大好きなのでじっくり見ました。

可愛い「幼稚園の子どもたち」の作品もありました。
         
お散歩に行ったときに集めた様々なものを使っての作品だそうです。可愛くていいなぁ~♪

写真を趣味とする友人の作品~とってもきれい~♪
     
毎年2月に作品展が行われる・二宮町の友人が入っている会の先生と、町の写真クラブの先生が偶然に同じ方だとわかりました!

エリーさんのご主人の作品もありました。
    

一番右の作品の中に写っているモデルは、エリーさんに違いありません(笑)
      

刺繍を趣味とする友人の作品には、目を見張りました! 細かい!
         

そうそう、デイサービスに通っている方たちが、一生懸命に作ったという作品もありました。
     
ボトルキャップの色を考えながら組み合わせたそうです。すごい~!

最後に入った「陶芸作品」のお部屋で「フェイジョア」という果物がありました(作品のお皿の上に乗っていたんです)
       
「これ~~食べられるんですよね」と、展示室の当番の方にお声をかけたら、「よかったらどうぞ~」と、一個くださいました(笑)

私はまだ食べたことはないのですが、日本では「パイナップルグァバ」という名前で呼ばれているようですから・・・美味しいかも~。
グァバなら好きです~。台湾に遊びに行ったときにジュースとしてたくさん飲んでいたので、帰りにあちらの友人がダンボール一箱を持たせてくれた思い出もあります(笑)。

このフェイジョアの味について調べてみたら~~、
「パイナップルにリンゴ、バナナを混ぜたような味」
「キウイと桃を足した味」
「パイナップルにイチゴをミックス」とか~~いろいろの果物の名前が挙がっていました~~きゃはははは

もう少し熟させて、試食してみます~。


五百羅漢様に会ってきました~♪

2024-10-17 | アート・文化
妹のお墓参りをした後に、ふと思いたって「五百羅漢様」に、何年かぶりに会ってきました(笑)
      
大雄山線の小田原駅から近い距離に「五百羅漢駅」というそのままの名前の駅があります。
その駅にほど近い場所に、羅漢様たちがいらっしゃる「玉寳寺」というお寺さんがあります。
    

このお寺さんに生まれ静岡県島田市のお寺さんに嫁いだ方をお母さまに持つという方と、数年前にお知り合いになりました。

人権擁護委員として活動をしているとき、静岡での関東ブッロクの大会に出席したのですが、懇親会の席がお隣同士になった方が「母が小田原の出身ですが、高齢のためもう十年以上帰っていないんですよ」ということ等が、いろいろのお話の中でわかりました。
(その時は、お母さまは老人施設に入所されていらっしゃると聞きました)

私は、ちょうど、その二か月ほど前に「五百羅漢様」に会いに行き、お寺さんの写真も写してあったので、帰宅後すぐに何枚かお送りさせていただきました。
    
境内の様子がわかる何枚かもいっしょに~。
    
彼女は、その写真を持って施設のお母さまを訪ねてくださったそうです。
「母が涙を流して喜んでいました」というお手紙を頂き、私も「よかった~」とほっとしました。
(その後、お母さまは亡くなられたとのことです)

そんなことを思い出しながら、お母さまの生まれて育ったお寺さんにある五百羅漢様たちにお参りしてきました。
玉寳寺には、像高24.0cmから60.0cmの羅漢像500体余りが本堂内に並んでいて、圧巻です!
       
お寺さんのHPから写真を拝借しましたが、こんな風に集まった場所が二か所あり、本堂がより厳粛な雰囲気を感じます。

一体一体のお顔も、衣も違う羅漢さまたち~、穏やかさ、すごみ、怖さ、驚き、優しさ、喜び、怒り・・・様々な表情と雰囲気に思わず頭が垂れます・・・。

またいつか、会いに行きたいと思います。


お墓参りしてきました。

2024-09-19 | アート・文化
今日は「秋彼岸の入りの日」~、なので、お墓参り&お寺さんへご挨拶に行ってきました。

最初は、私の実家のお墓参り。
お墓で、お参りに来ていた妹とバッタリ。
妹がお掃除を済ませてくれていましたので、楽をさせてもらいました(笑)

次に菩提寺へ。
    
まず庫裡に寄って、
ご住職が、24日に「お彼岸のお棚経」に来て下さることになっていますので、「よろしくお願いします」とご挨拶。(もちろんお布施も届けま)

お彼岸の入りの日とあって、暑い中でもたくさんの人がお参りに見えていました。菩提寺の有名な「首大仏」~。相変わらず堂々としています(笑)
    

駐車場の周囲には、他にもたくさんの「石仏」や「像」があります。
       
いつもは、お墓参りを済ませると気にもせずに帰ってきていましたが・・・、
          
今日は、気になっていくつもの仏や像に手を合わせてしまいました(苦笑)

いつもは通らないもう一つの墓地に向かう道も、今日は歩いてみました(笑)
    
    

両側に大きな自然石などが贅沢に組まれ、それぞれが苔むして、とっても静かなステキな道でした~♪
       

       

この道にも、何体もの「石仏」や「像」が置かれていて、見守ってくれているようでした。
        
お墓参りをするだけでなく、時にはこんな風に静かな道を歩きながら、仏様のお顔を拝見する時間もいいですね~♪