「読書」が大好きな私~~。
ジャンルはメッチャクチャですが(笑)、年間にかなりの数の本を読みます。
時々、「読み始めて」・・・「あっ、これ・・前に読んだ!」ということもしばしば(苦笑)。
で、読み終わった後、題名や感想文を書き留めておけばいいかな・・と思いつきました~~。
「その①」
精神科医である「斉藤茂太」氏の著書、
「いい言葉は、いい人生をつくる」
を、時々読み返しています。
歌人・斉藤茂吉氏がお父様、お母様の輝子さんは80代になって南極へ行くという超行動派の人。
そんな両親の元では「春風駘蕩、穏やか一筋」とはいかに人生を送られたようですが、
「実に楽しい人生でしたよ」と、
これまでの人生を振り返って、こう答えられる氏の考え方が好きです。
「過去は安い本と同じ。読んだら捨てればいい」
過ぎ去ってしまったことは振り返らず、前へ、明るい方へすすむこと・・・・、
振り返っても元に戻ることは絶対にありえないんですから~~~(苦笑)。
こんな勢いで人生を歩むって、痛快ですね~♪
「その②」
「何かおもしろそうな本はないかなぁ~~、」と、愚息②の本箱を探していて(笑)、
「あの病院にはね、
以前から語り継がれている 一つの噂話があったんだ・・・・」
という帯の文に、思わず手に取ってしまった本がこれ~~。
死ぬ前にひとつ願いが叶うとしたら・・・、私は何を望むのだろう・・・。
病院で清掃人としてバイトをするかたわら、死を目前にした末期患者の最後の願いを叶えていく主人公。
それは、この病院に伝わる噂話を「本気」にしてやろうという、主人公の親切心から出たことだけれど・・・。
恋心、家族への愛、死に対する恐怖など、願いに込められた深い思いに、主人公の心は揺れ動くのです。
「FACE」、「WISH」、「FIREFLY」、「MOMENT」という4つの話で構成されている内容ですが、
私が、特に心を動かされたのは、「FIREFLY」。
ブランド物を身につけた一見強気な女性が、病院の公衆電話から、留守電にメッセージを残し続けるところ・・・、
誰に? どこに? なぜ?・・・
人はいつか死ぬんだけど、その最後の限られた時間の中で、様々なことを整理して、周囲に伝えて、どう自分が死を迎えるか・・・。
「ステキに人生を終るためにはどうするのがいいの?」と、自分に問うてみるきっかけにもなった本です。
以前、本多孝好氏の「MISSING」を読みましたが、あまり感動しなかった・・・(苦笑)。
でも、この「MOMENT」と読み終わった今、
この小説の姉妹編として「WILL」が発売されていると知り、ぜひそちらも読みたくなりました。
今、出かけた愚息②に「本屋さんで探してきて~~」とお願いしました~~♪
「その③」
今、サッカー「アジアカップ」の話題で盛り上がっているとき、
サッカー好きの人にはたまらない小説「龍時(リュウジ)」三巻をようやく読み終わりました。
2001年初夏、日韓A代表戦の前座として国立競技場で、スペインU‐17との親善試合が組まれた。
監督の抜擢で急遽試合に呼ばれた無名の高校生、志野リュウジは、世界との壁に愕然とする。「ここ(日本)にいたんじゃ駄目だ」。試合後、練習にも身の入らなかったリュウジのもとに、スペインのユース育成担当からの連絡が入る…
単身スペインに渡ったリュウジは、様々な困難にぶつかりつつ、着実にスペインに足をつけて活躍をしていく。
その間、離れ離れになった家族への思い、葛藤、国籍を意識しなければならない悩み、友情、恋、などとともに、本格的にサッカーを描き、Jリーガーの間でも話題となった青春小説です。
「本物の試合描写をリアルに描き、その感動を読者が感じ、その場で見ているように表現することの難しさ」
・・・が、それを見事に描き出している、すごくおもしろい本です!
試合のフォーメーションとか、ボール運びのテクニック、ルール・・・etc
サッカーのことを知らないと、「状況」を想像できない場面もありますが、一人の日本の若者が、外国で挑戦、成長していく過程は楽しい~~♪
プロサッカー生活にも慣れたリュウジは、アテネ五輪代表に選出されますが、監督はなぜ、自分を招集したのか?
この辺の「監督の心理」「選手としての位置」など、心の微妙な動きなんかも最高!
オリンピック終わり、いつかリュウジが「A代表」に呼ばれてワールドカップで活躍する姿・・・読みたかったのですが、著者の野沢さんは、天国へ・・・。
でも、「本物のリュウジ」が、近い将来、日本に現れることを願っています!
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2001年初夏、日韓A代表戦の前座として国立競技場で、スペインU‐17との親善試合が組まれた。
監督の抜擢で急遽試合に呼ばれた無名の高校生、志野リュウジは、世界との壁に愕然とする。「ここ(日本)にいたんじゃ駄目だ」。試合後、練習にも身の入らなかったリュウジのもとに、スペインのユース育成担当からの連絡が入る…
単身スペインに渡ったリュウジは、様々な困難にぶつかりつつ、着実にスペインに足をつけて活躍をしていく。
その間、離れ離れになった家族への思い、葛藤、国籍を意識しなければならない悩み、友情、恋、などとともに、本格的にサッカーを描き、Jリーガーの間でも話題となった青春小説です。
「本物の試合描写をリアルに描き、その感動を読者が感じ、その場で見ているように表現することの難しさ」
・・・が、それを見事に描き出している、すごくおもしろい本です!
試合のフォーメーションとか、ボール運びのテクニック、ルール・・・etc
サッカーのことを知らないと、「状況」を想像できない場面もありますが、一人の日本の若者が、外国で挑戦、成長していく過程は楽しい~~♪
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プロサッカー生活にも慣れたリュウジは、アテネ五輪代表に選出されますが、監督はなぜ、自分を招集したのか?
この辺の「監督の心理」「選手としての位置」など、心の微妙な動きなんかも最高!
オリンピック終わり、いつかリュウジが「A代表」に呼ばれてワールドカップで活躍する姿・・・読みたかったのですが、著者の野沢さんは、天国へ・・・。
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